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2歩目に選ぶデザイン書

【3分で読めます】
初手に選ぶデザイン書として、ノンデザイナーズデザインブックはとても有名だし有意義だけれども「わかる、わかるんだけど、もっとその先が知りたいと思った時に有効な2歩目に選ぶデザイン書について書きます。


伝わるデザインの基本 よい資料を作るためのレイアウトのルール

2歩目といいながら、実は最近知りました
よくある「デザイン」といいながらフォトショのテクニック集っぽいみた目な感じがするのが若干勿体無い気がするんですが。資料上で相手に伝えるレイアウトやフォントの選び方などとても実務にそった良書です。



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実はあまり語られていないフォントの選び方

この本の最大の長所はここだと思っています。もちろん他の部分もとても役に立ちます。決定的なのはOS標準フォント(フォントを購入しないで)のなかでどれがいいのかに触れられているところでしょう。

フォント(この本にそってフォントと呼びます)を学ぼうと思うと、それぞれ代表的なフォント、フォントの歴史などを学ぶことになるんですが肝心の現場でよく使われるフォントそしてそれの何がいいのかについて語られていることがとても少ないなと思っていました。

初心のうちはなんとなく奇抜なフォントがよく見えてしまったりしてデザイン対象物の性質を無視してデザインした感で満足してしまう罠に陥りがちです。

現場でよく使われるフォントを知ることは、最低限揃えるべきクオリティを担保することにつながります


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Web版もあるのがすごい

Web版が無料で公開されており、時々振り返りながらみることができるのも本書の素晴らしいところです。
フォント以外にもレイアウト、図、グラフ、配色についても解説されているのでぜひ一度読んでみることをお勧めします。

ちなみに周りのデザイナーは新ゴばかり使っていたので私もほとんと新ゴばかりでした(反省
10数年前、紙のデザイナーさんのデータで こぶりなゴシック という名前を見たときは「なにそれ!」と衝撃だったなぁ。
(この「こぶりなゴシック」は游ゴシックのベース書体になってます)


私も読み返そう。

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