カギは“引っかかりのなさ”。シーシャを文化にするためにシーシャラウンジ「SWAY」が提供する、人生を豊かにする2時間
一昨年11月に開始し、2年目となったSWAY公式note『SWAY Magazine』。
これまで、シーシャのフレーバー紹介やご利用いただいているお客様との対談など、さまざまな企画をお届けしてきました。
今回は原点に立ち戻って、あらためてSWAYが大切にしていることや成し遂げたいミッションについて、3記事にわたってお話します。
第1回は、SWAYのミッションとビジョンについてです。
なぜ、SWAYは“2時間"にこだわっているのか?
SWAYはシーシャ体験を届けることによって何がしたいのか?
これを機に改めてSWAYの想いやこだわりに触れていただき、より豊かなシーシャ体験を得るきっかけにしていただけますと幸いです。
人生を豊かに生きるための後押しがしたい。SWAYのミッションとビジョン
私たちは、以下のようなミッション・ビジョンを掲げています。
シーシャを提供してからの2時間という時間を通して、SWAYを訪れた人に気づきや創造性がもたらされ、日常をさらに豊かに善く生きる後押しができるような環境を提供したい。
そうしてシーシャの良さがより多くの人に伝わることで、一過性のブームではなく文化としてシーシャが根付いてほしいと考えています。
シーシャラウンジでは、“そこに居るだけ”ができる
シーシャラウンジは他の場所よりも、自分と向き合ったり新たな気づきを得たりする場所として優れていると私たちは考えています。シーシャを味わっている時間は“そこに居るだけ”ができる時間だといえるからです。
自分と向き合う時間に使って新たな気づきを得るのもよし、人と話して価値観の交流をするのもよし――無地のキャンパスのように、自由に時間を描いていただければと思っています。
それが新たなきっかけや気づきにつながりお客様の人生が豊かになれば、それ以上に幸せなことはありません。
そして、この豊かさを作る「あいまいな自分のままで居られる、現実の延長にある時間」の価値を最大値まで引き上げられる場所を提供することが、私たちのミッションなのです。
シーシャは良きコミュニケーションツール。だから、文化として日本に根付かせたい
SWAYは代表・藤巻が、シーシャとシーシャを通じたコミュニケーションが好きなこと、そしてみんなで集まって話せる場所が作りたいという想いから始まりました。
シーシャは芳醇な香りを楽しむことができ、また深呼吸をすることによって自然とリラックスもできる。そして、1人でリラックスする時や友達とゆったり会話をする際にも適してます。
ビジョンに「シーシャを文化として日本に根付かせる」を掲げているのは、「シーシャは良質なプロダクトだから」という大前提からです。今はシーシャ屋の店舗数も増えており、シーシャプレイヤーの人口も増えてきていますが、それをブームで終わらせたくはありません。
中東では歴史的にシーシャが交流のツールとして利用されているなど、シーシャは人との交流との相性が良いツールです。だからこそ、良いシーシャに出会って楽しんでほしいという思いがあり、私たちはSWAYを運営しています。
▼シーシャ文化と日本に根付かせることへの想いは、こちらの記事でもお話しています。
“どこから触れてもSWAYらしい”を目指した運営を
ミッションやビジョンは、代表の藤巻とSWAYブランドマネージャーの梯が相談しながら作ったものです。私たちはミッション、ビジョン、接客やデザインに至るまでさまざまな要素が双方向的に紐づいている状態が理想だと考えています。
何かの原点からトップダウン的にさまざまな要素が作られていくような構造ではなく、どんな抽象度、どんな側面から切り取っても、最終的にはミッションやビジョンとも紐づく......そんな状態です。
ミッションから見てもビジョンやコンセプトから見ても、皆さんに「SWAYのことだな」と思っていただけるような運営をこれからも行っていきます。
SWAYがミッション・ビジョンを体現するために提供する「シーシャ体験」
引っかかりのない環境作りを目指して
このようなミッションやビジョンから、SWAYでは「引っかかりのない環境」を作ることにこだわっています。自分と向き合えるシーシャラウンジとして何度も足を運んでいただくためには、「良質なシーシャ体験」を提供する必要があるからです。
たとえば飲食店で「味は良いけど店員の接客はいまいちだった」というお店はリピートされません。その逆も然りです。接客や清潔さなど大小さまざまな“引っかかり”や“ノイズ”をなくすことで、違和感を感じない空間とコンテンツ、サービスが作れればと考えています。
例えばそのような環境づくりの一環で、SWAYでは新人店員がシーシャを一人で提供できるようになるまでに3〜6ヶ月を要します。
本当にお客様に合ったシーシャを提供するには「どのような味を望んでいて、どのくらいシーシャに慣れているか?」を聞き取るヒアリング力や、イメージした味に近づけるためのミックスセンスやスキルが必要だからです。
一人前のシーシャプレイヤーを増やすことで、シーシャの普及とシーシャプレイヤーの地位向上を目指す
良質な環境作りはビジョンである「シーシャを文化として日本に根付かせる」にもつながっています。シーシャを文化として日本に根付かせるためには「シーシャの普及とシーシャプレイヤーの地位向上」が大切だと考えているからです。
地位向上については、SWAYもまだまだ道半ばではありますが、シーシャプレイヤーの労働環境を是正したり資格を作ったりするほか、シーシャのブレンドが多くのスキルを必要とすることの認知を広めるなど、作り手と受け手両方へのアプローチを進める必要があると考えています。
SWAYが新人育成に力を入れる理由はここにもあります。新人育成は時間のかかることではあるのですが、シーシャのプロとしてお客様が納得する味や煙の重みを提供し、責任のあるプレイヤーを増やしていかなければなりません。
シーシャの普及のために、シーシャを楽しむ人や店舗数を増やすことも必要です。シーシャは昨今のブームである一方、「怖い」「不安」といったイメージなどまだまだアングラな気風をまとっていると思います。
現状を打破してシーシャを文化として馴染ませるためには、自らの価値観を大切にしている人や、文化をこれから第一線で作り出していくような人にシーシャを好きになってもらう必要があります。
SWAYはそんな方にも好きになってもらえるようなシーシャ屋として業界を盛り上げ、シーシャが浸透し、少しでも人生が豊かになる世界を実現していきたいです。
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今回はここまで。次回はSWAYのバリューについてです。私たちが大切にしている空間作りやお客様に提供したいシーシャ体験について、さらに深堀りしていきます。
All photos by Eri Miura
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