週刊・主観 その１８の１ 『スワンボート団員紹介』

　

　というお題を頂いてましたので、今回はスワンボート自己紹介回です。因みに届いたの４月でした。現在８月。出会い（桜と入学式）の季節から、出会い（ビーチとコカレロ）の季節へ。

　そもそもスワンボートとは何かというと、盛岡を拠点に活動している劇団の１つです。もともとは主宰（これ書いてる人）が毎回参加者を集める形でやっていたのですが、第３回公演後から劇団化しました。
　更に遡ると、演劇サークルの同期と２人で盛岡の演劇コンペに出るため名前を作ったのが始まり。女の子に男性器が生える一人芝居やって東北大会まで行きました。
　劇団化の理由は入りたいと言ってくれる奇特な人が居たからです。本当はもっと前から言ってくれてたのに、わたしの腹が決まらなくてグズグズしてしまった。責任持てないと思ったんですよ。
　今でも正直そこへの不安は解消できてませんが、いつまでも宙ぶらりんのまま誤魔化し続ける方が無責任だと気づき、劇団化に踏み切りました。わたしが責任持てる人間になればいいだけの話しです。
　スワンボートには研修生制度があります。ここで言う「研修」とは、「とりあえず一回参加してみて、合わないと思ったら抜けていいよ」という意味です。研修期間を経て、本人が望んだ時めでたく正式入団となります。日本一の及び腰劇団です。
　そんなこんなで現在団員３名、研修生３名の計６名で活動しています。

　前置きが長くなりましたがここからが本番です。せっかくなので書けそうな人には自己紹介を書いてもらいました。「特技」と「自分が思うスワンボートの長所と短所」をお題として伝えてあります。

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① 藤原五月
　

第３回公演のゲネ写真。腕時計はずすの忘れてる。

　スワンボート主宰。脚本と演出を担当しています。
　２０歳から演劇始めて今年で７年目です。最初は演劇ユニットせのびというところで制作をやってました。同時期に入ってた大学の演劇サークルで脚本書き始めたらそっちに傾いてしまい、せのびを抜けて現在に至ります。
　特技を聞かれたらずっと「文章を書くこと」って答えてたんですけど、noteのせいで「特技」から「やや苦手」に格下げされそうになってる。人当たりがいいです。
　スワンボートの長所はとにかく風通しがいいところです。主宰にカリスマ性のないことが良い方に作用してる稀有な例。あと団員に嫌な奴がいなくて、皆好きでやってくれてるところ（違かったら言ってね．．．）。
　短所は作家が〆切守れないところ。観客動員数もうちょっと頑張りたいところ。あと良い意味でも悪い意味でも出来立ての劇団だよなと思います。経験値稼ぎが今後の課題。
　あ、観客動員数のわりには芝居面白いのも長所です！ もちろん、外部から参加して頂いた皆さんに下駄を履かせてもらった部分も大いに大いにあるのですが。それ抜きにしてもけっこう良い線いってると思うんだよ。お客さんは？ どう思う？ そっかそっか。もう一杯飲む？

② 在家民都

【自己紹介】
　代表藤原五月にラブコールを送り続けてはや2年、大道具・小道具の在家です。
　高校時代はこっそり演劇部に通い、大学では堂々と劇団かっぱで大小道具と役者を半々でしてました。社会人になってからはスワンボートに所属させてもらってます。
　特技は飯テロ写真を撮ること、送ることです。　
　スワンボートの長所は代表の生態が面白いことです。発想と行動と依頼内容が予想外で刺激的かつまろやかです。
　短所は団員数がまだまだ少ないことです。スワンはもっと面白くなれます！団員募集中！！

【主宰から】
　団員１人目。大学の演劇サークルの同期です。刀と同棲してる。出会った頃からとても逞しい。スワンボートが無人島に漂着した時最後まで生き残ってるのは在家。
　サークル時代から大小道具担当で、スタンガンとか厚さ６ｃｍの日記帳とか１００均から錬成してくれます。
　道具担当としてもすこぶる優秀なんですけど、役者の在家もめちゃくちゃ良いんです。役のつくり込み方がオタクだなと思う。オタクほど作品に真摯な人間いませんから。
　今は遠方在住のため舞台に立つのは難しいけれど、いつか必ずと思っています。

③ 佐藤結花

【自己紹介】
隣の県から参加させてもらっています、音響の佐藤です！
　演劇歴は、高校では演劇部で役者を、大学では劇団かっぱで役者と音響を半分くらいずつ行っていました。その後、社会人になってから、スワンボートに所属させていただいています！
　特技は、ちょっとだけ動画が作れます…？
　スワンボートの長所は、脚本の面白さはもちろんのこと、遠くからの参加も許してくれる懐の広さだと思います！
　短所は…研修生と劇団員を選べるのですが、ちょっと迷ってしまうところです…。研修生を選んでしまいそうになりますので…団員数が……。
　情勢が落ち着いたら、もっと盛岡に行きたいなと思ってます！よろしくお願いいたします！

【主宰から】
　団員２人目。彼女も大学の演劇サークルの同期です。うちで１番毒気がない。送ってくれた画像がリザ（あだ名）すぎてニコニコしてしまった。
　遠方から音響として参加してくれてます。「凪」の人だから大変な時傍にいてくれると落ち着くし、指示したことを真面目に着実にこなしてくれるから助かってます。この文章を書くためにリザとのLINE見返したら、わたし３連続で「遅くなってごめん！」って送ってた。本当にいつもありがとう．．．。
　あと彼女もアプローチの仕方がオタクだなぁと思う。作品の推しポイントを見つけて、そこを中心に組み立てる能力が高い。オタクほど作品に真摯な人間いませんから。

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　ここまで３名がスワンボートの公式団員です！
　長くなっちゃったので研修生は明日紹介します！