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Thanks so much for your support! 25 Apr 2020, Live at Bar Derek and the Dominos.

昨日4月25日、みなさまのおかげをもちまして無事に初めての遠隔、無観客ライブを実施することができました。サポートいただいた方々本当にありがとうございました!こちらのnoteからの売り上げと、その他の方法で投げ銭をいただいた方々、皆さんからのお気持ちの塊である2.5万円をライブ終了後にマスターにお渡しすることができました(上の画像の中に封筒が鎮座しているのがわかるかな?)。改めてご協力に心から感謝申し上げます。

昨日のライブは17時スタート、Zoomを使っての遠隔実況中継というスタイルでした。12年間デレクでライブをやってきて、Bar Liveはそこにいる人と演者のやり取りと酒が織りなすケミストリーがあってなんぼ!と思ってきた自分としては、実況中継なんて正直考えたことも無かったです。唯一やったのはHotel Congress永代ベーシストのともゆき師匠が倒れた翌年の春(2015年)のベネフィットライブを横浜のThumbs Upからストリーミングしたやつですかね。それを除いては、こういうことにはっきり言って興味がありませんでした。自分の演奏を録音、録画して、後でYouTubeにアップとかっつうのも、正直需要が無いし意味無いよなと思っていました。

しかし、昨日の初めての無観客ライブで、これまでのそういった自分のカタブツ的な考えは、全て良い意味でガッツーンと否定されてしまいました。なんか、対面でやれなかったとしても、画面を通してのライブでも、実に楽しい。なにこれ?(笑) 音質の問題やネットワークに起因する遅延とか、諸々の問題もあったと思いますが、通常のライブだったらこんなにインタラクティブに盛り上がったかな?と思う瞬間が沢山ありました。

この環境下で、皆さん在宅で思い思いのセッティングをして、スマホ、タブレット、パソコンなどの画面の近くに酒やつまみを置いて、しかも参加している方がご自身の様子をビデオONにして参加してくださっている。もはや、配信ライブといった枠を超えて、いつものデレクライブの延長線上にあるOnline Bar Liveがそこに存在していたことに驚きを隠せませんでした。いつもデレクでのライブで感じていた、呑み会+ライブ、酒のつまみとしてのライブ、これがオンラインでも実現されていたわけで、あります。

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12年って短いようで長いです。12x12, プラスその他のパフォーマーの方々のサポートや前座を入れると200本以上のライブをデレクでやらせていただきました。この間ずっとマスターの柄澤さんと、こんな感じでBar Liveができたらかっこいいですよね、アメリカ南部みたいでいいよね、みたいな青臭い話をしてきました。沢山お客さんがいて盛り上がった日もあれば、ライブ中全然お客さんがおらず、ライブが終わった後に来たお客さんの数の方が多かったという悲しい夜もあったり。そんな紆余曲折を経て、今この大変な時期の真っ只中で、皆さんの温かいサポートを得てこうしたライブが実現した。本当に感謝の言葉しかありません。

今後もDerekに限らず、こうしたお店が厳しい環境であるのはしばらく変わらないかもしれません。しかしながら、皆さんと力を合わせてちょっとでもサポートができるならば、またこういう機会を作ってGet Togetherできるのは悪く無いのではと思っております。一回のライブでの動員は自分の能力不足もあって限界があるかもしれませんが、これからホテコンTシャツの復刻やら、色んな形でお店に還元できる方策を考えていきたいと思います。

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みなさま、本当にありがとうございました!
...and the road goes on forever!!

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