【The Fabled】アルファテスト感想
ついにBCG界隈にもソウルライクなゲームが出るらしい。
その名も
The Fabled
運よくアルファテストの権利をいただいたので、プレイした感想をまとめていきます。
まずはプレイ画像から
ゲームシステム
The Fabled では、ソウルライクなゲームによくあるキャラクリエイトは存在しない。
その代わりにキャラクターを選択(装備)することができる。
キャラクターごとにステータスが割り振られており、それぞれのキャラクターごとに攻撃方法の得手不得手が存在する。モーションはどれも共通である。
また、よくあるレベルシステムは存在せず、現状敵を倒して入手できるリソースは、通貨としての使い道しか存在しない。
戦闘について
ソウルライクのシステムを踏襲しており、スタミナを管理しつつ、攻撃や回避を行うシステムとなっている。
各種シリーズの操作に慣れた方であれば難なくプレイできると感じた。
ただし、後ろに下がっていれば大体の攻撃は回避できてしまうので、そこまで駆け引きはないように感じた。ひたすらヒットアンドアウェイ。
特筆すべき点としては、以下が挙げられる
HP は自動でゆっくり回復する
回復アイテムは復活しない
パリィが存在しない
回避はステップ、ローリング、ジャンプが存在する
よく敵がすっころぶ。吹っ飛ぶ。
モーションは非常によくできており、ダイナミックな戦闘を楽しむことができる。また、アイテムが強力であり、使用することで緊張感はなくなるが、カジュアルに戦闘を楽しむことができた。
探索について
アルファテストの次点で遊べるのは最初のボスまでとなっているが、
マップは非常に広く入り組んでおり、地図がない今の状態では、かなり多くの時間をかけてマップを探索することになる。
実際のプレイ時間として、ボス到達までに1時間半程度を要した。
原因の一つとして、全体的に映像が暗いことと、よじ登りのアクションがあるため、高低差を活かした作りになっているためと考えられる。
しかしながらアイテムが隅々まで配置されているために、マップの探索はそこまで退屈には感じられなかった。
操作感
ソウルライクなゲームをキーボードでプレイするのは慣れていないため、今回はコントローラ―でプレイした。
結論から言うと、現状はあまり洗練されてはいない。
メニュー操作などは、コントローラ―では操作できない場面が多く、マウスでの操作が必須となる。
また、ダッシュ操作が長押しかつ、Lスティック長押しであり、Xboxコントローラ―を使用した場合、親指が大変疲れてしまった。
製品版では切り替えの設定が欲しいところ。
また、現段階ではキーバインドは正常に機能していなかった。
しかしながら、基本的な移動操作や、よじ登り操作など、動きのレスポンスは悪くない。むしろ非常によいといえる。一部のモーション(抜刀、納刀)などはもたついており戦闘中にストレスを感じることがあったが、それ以外は一般的なソウルライクなアクションゲームとしてはよくできていると感じた。
この手のゲームでよく問題になるカメラワークについてだが、特段優れているわけではないが、決して悪くはないように感じた。
ダッシュ時にスカイリムのような疾走感を得られ、戦闘中は敵が見やすい位置にカメラが移動し、戦いずらさを感じることがは少なかった。
ただ、複数の敵を前にした時のターゲティングに関しては、切り替えができなかったので、改善を期待したい。
アルファテストで確認できた情報
キャラクター
私が確認できたキャラクタ―は以下の7体
恐らくNFTとして実装される?
また、キャラクターを装備していないとこんな感じになる
武器
武器は現時点でもそれなりの数を確認できる。
モーションが変わるのは以下の系統
素手
片手剣(片手斧)
片手剣 + 盾
両手剣(ハンマー)
サブの武器として、弓が装備可能
弓の種類は少ないが、矢にいくつかの種類が存在する。
アクセサリー
装飾品は指輪とネックレスが装備でき、それぞれステータスを上昇させる効果がある。
上昇量はランダムであり、多少のトレハン要素が存在する。
また、現時点でもかなりの種類があり、ものによっては大きくゲームの難易度を変えるものも存在する。
消耗品
基本的にアイテムは消費したら復活しない。
敵を倒して入手するか、ショップで購入するほかない。
種類は以下、それぞれ 1~3 のランクが存在する。
HPポーション
HPを回復するアーマーポーション
受けるダメージを軽減するスタミナポーション
スタミナを回復する
割と道中で手に入るポーションも多く、ショップに頼らなくとも困ることはあまりないだろう。
また、エスト瓶などと違い、所持上限が厳しく設けられていないため、アイテムを節約することで終盤に有利に立ち回れる。
しかしながら、アーマーポーションの効果に関してはゲームバランスを大きく崩壊させてしまうため、クリアできない人向けと割り切って自分のスキルに合わせて計画的に利用するのがよいだろう。
所感
全体的に粗削りな部分も多いものの、コアとなる部分は完成しており、十分に楽しめた。
現段階では、ソウルライクなアクションとして楽しむというより、もっとカジュアルなアクションゲームとして楽しむほうが良いと思う。
プレイ中に発生した細かなバグが修正されれば比較的大衆受けするようなゲームになると感じた。
個人的に以下が修正されると嬉しい
アイテムが拾えないことがある
溝にスタックすることが多々ある
スタミナが無限になるバグ
また、キャラクターを変えて遊ぶ面白さが出てくると周回プレイや縛りプレイなどでより楽しむことができそうなので期待したい。
細かな演出の面では、自分がダメージ受けたことがわかりづらかったり、モーションの途中でジャンプができてしまったりなど、ツッコミどころがあるが、今後改善されるだろう。
コンボなどのモーションはとても良いので、
変にダクソライクな作品にしなくても、アクション性を強めて遊びやすさ重視になってくれることを祈る。
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