note用2

【CHROへの道】#1 人事としての視座を上げよう

一昨日「CHROって何だろう?」と思ってnoteを書きました。

そこで最後に考えたのが「人事みんながCHROであればいいのでは?」ということでした。

私自身、社内の一人目人事ですし、CHROの目線を理解できるようになるべきだなと思います。

なので!少しずつCHROに近づけるように勉強していこうと思い【CHROへの道 】という企画を始めました!
(一緒に勉強してくれる方はフォローしてほしい!ぜひぜひ!)

今回はCHROの「経営戦略をつくる」という側面から『労働分配率』を学んでいこうと思います。

ちなみに、チカイケ秀夫アジアとオーストラリアCBO(最高ブランディング責任者)@chikagooさんのツイートが視覚的にも分かりやすいです!
「#CHROと労働分配率」と調べてみてください~!

労働分配率とは?

労働分配率 = 人件費 ÷ 付加価値

経営判断をする際に重要な、生産性をはかる指標の一つです。

式を見ればそのままですが、簡単にいうと「会社の出している利益のうち、人件費がどのくらいを占めているのか」です。

経営指標の中で、人事の役割として関わるのがこの労働分配率でしょう。

人件費を下げたからといっても生産性が下がることもありますし、コストばかりを気にしているとなかなか社員は育たないと思いますが、
どのくらい人材に費用を充てているのか、その人件費によって利益をどれだけ削っているのかを理解すると、より慎重な判断ができるのではないでしょうか!

業界別でも労働分配率は異なる

中小企業24万社超の決算書を基礎データに集計されたTKC経営指標(BAST)の要約版から、いくつか業界別の平均値の例を挙げてみたいと思います。(分析は私の独断と偏見でやってみましたので異論もあるという前提で読んでください)

この業界は人事判断がこんなに重要なんだ!という視点で見てみてください。

〇焼肉店  :52.0%
〇ラーメン店:53.9%
〇旅館・ホテル:39.6%

まずわかりやすいサービス業を見てみましょう。

飲食店と旅館・ホテルを比べると飲食店の人事のほうが常にコスト意識が必要だということです。

飲食店は利用客が増えて利益が上がるほど、店を回す人員を増やす必要があります。
一方で旅館・ホテルは利用客が増えて利益が上がっても、サービスは同じタイミングに一定で提供できるので人員を増やす必要があまりありません。

稼働率によって人員を変えていかなければならない飲食店と、ある程度人員を安定的に確保しておけばよい旅館・ホテルでは、人事判断のポイントも違うのかもしれませんね!

〇受託開発ソフトウェア業:71.3%
〇情報処理サービス業:74.6%
〇経営コンサルタント業:50.3%
〇労働者派遣業:79.1%
〇広告制作業:59.8%

次に、私が知っているスタートアップに関わりそうな業界をピックアップしてみました。

サービスがエンジニアの技量に頼られる「受託開発ソフトウェア業」はめちゃめちゃ比率が高い!
また、専門知識が必要な「情報処理サービス業」はさらに高い!
この数値からもわかるようにエンジニア採用ってめちゃめちゃ重要ですよね。
エンジニア不足が叫ばれているのでコストがかかるのは仕方がないですが、エンジニアは人事にとって慎重に判断したい職種ですね。

「経営コンサルタント業」は人がサービスを提供している一方でそこまで比率が高くない気がします。
コンサルって給料が高いイメージがありましたが、一人が生み出している価値がその分高いんですね。
教育にコストをかける余裕がありそう。


長くなりそうなのでここら辺にしておきます。

これから人事を志望する方にはどの業界で人事をするかの指標になるんじゃないでしょうか!

いま人事をしている方は、自分の会社の労働分配率を出してみたり、その数値が何を表しているのか考えてみると視座が少し上がるんじゃないかと思いました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?