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【CHROへの道】#2 CEOの言葉を代弁しよう

昨日に引き続き、「人事みんながCHROであればいいのでは?」というテーマでひよっこ人事の私が学んでいく【CHROへの道】企画を書いていこうと思います。

(何度も載せてゴメンナサイ)

今日はこの中から「CEOを代弁して会社のブランドを作る」という側面から『ブランディング』がテーマです。

企業ブランディングという視点が人事に大切な理由

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どれだけCEOが魅力的な人だったり、サービスが他より魅力的でも、それをうまく伝えなければ人は集まってきません。

その時に効果的な考え方が企業をブランディングするということです。

新・パーソナルブランディング / 西澤明洋

今日はこの本を基にCHROのブランディングについて考えていこうと思います! 

この本は「独立・起業を成功させる18のステップ」がかかれているので、どちらかというと起業家・経営者向けの本です。
著者の西澤明洋さんは「良いものを作っているのに売れない」をブランディングデザインで解決をしている株式会社エイトブランディングデザインの代表をされています。

起業するときにぶつかる壁や、起業後の経営者としての仕事など、めっちゃわかりやすかったので起業を目指す方にはこの本オススメです!

本書では「CEOのパーソナルブランド」=「人生」=「経営」と表されており、この「パーソナルブランディング」の方法を使って、CEOの言葉を伝達していくCHROの仕事に当てはめて理解していこうと思います。

企業ブランディングのプロセス

本書の中にある「フォーカスRPCD」という手法を使って考えてみます。

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Rがリサーチ、Pがプラン、Cがコンセプト、Dがデザインという意味です。

ここでは経営者本人ではなく、その言葉を聞き取って伝えていくCHROや人事の目線で項目を考えてみました。それぞれを見ていきましょう!

経営者の言葉を聞く

まずはリサーチの部分。どんな特徴があって、どんな思いが他と違う強みになるのかを調査します。

本書では経営者自身の自己分析の方法が書かれていました!
就活生であれば内定をもらうために自分から自己PRをしていきますが、経営者は常に前に立って会社の方向性を決めていくことが重要な仕事なので、CHROがヒアリングしたり、コミュニケーションを取るほうが効率的で良いんじゃないかなとも思います!

CEO本人が考える「やりたいこと・経歴・強み・大切にしている言葉」とその他メンバーから見て感じる強みなどを聞き取って洗い出していきます。

ポジショニング・競合を知る

ここはCEOと同じ目線で捉えていく部分でもあります!
会社の市場におけるポジション・競合を考えます。自分たちが他と差別化できるのはどのポジションになるのか。

ただ、市場の中だけでなく、人物像としても他の経営者たちと比べて自分の代表はどんな人なのかというポジションを考えることも必要ですね。

テキスト化する

決めたポジションを表すテキストを考えていきます。

(例えば、弊社Skyland Venturesは木下さんの「#起業しろ」ですかね!)

一言で表すだけでなく、誤解を生まないように文章にすることも必要です。

人事・採用計画作り

そして最後は人事・採用計画に落とし込んでいきます。

主に会社の広報の仕方だったり、募集の出し方に企業ブランディングが影響していくのだと思います。

「CEOの言葉をどのように伝えていくか」、これを人事・採用計画に入れていくことで、そのブランディングを強固にしてくれる人材が集まります。

その時の会社の状況で必要とされている職種や人数は決まっていきますが、会社の理念に合う人がいいのか、成長を求めた人の方がうまくやっていける組織なのか、そういった企業カラーもブランディングと合せていくことで魅力的な組織になっていくと思います。


いかがでしたでしょうか!
私の『新・パーソナルブランディング / 西澤明洋』から学んだことを勝手にCHROの側面で考えてみました。

余談かもしれませんが、この『ブランディング』という考え方は求職者側も意識するといいんじゃないかと思います。
私が転職した時に読んだ『苦しかったときの話をしようか / 森岡 毅』には、就活の時に自分のブランディングをするべきということが書かれていたのを思い出しました。

今日はここまでにします!読んでいただきありがとうございました!

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