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サンスリット語で覚えるポーズのお話

「春はあけぼの。やうやうしろくなりゆく山ぎは、すこしあかりて、紫だちたる雲のほそくたなびきたる。」など、一度は国語の授業で習う古語は、日本だけでなく、インドにもあります。

今回はサンスリット語で覚えるポーズのお話です。

サンスクリット語とは?
インドなど南アジアおよび東南アジアにおいて用いられた古語。
一般的には、現在でもヒンディー語でも使われている「デヴァーナーガリー文字」が使用されています。漢字では、梵語。なお、現代のヒンディー語はある程度サンスクリット語と変わらない単語もありますが、ほとんどが発音も意味も違うため、小学校や中学校、または高校で選択科目として習うそうです。

サンスクリット語で覚えることに意義があるのか?

アシュタンガ(ヴィンヤサ)ヨガのマイソールクラスでは、ポーズを先生から教えてもらう際に、サンスクリット語のポーズの名前を何回か唱えなさいと教えられます。

理由は、アサナを行ううちに自分の内面に目を向け、それぞれのアサナの中にそれぞれの名前の生物や神様の性質を感じることができるからと、アイアンガーヨガのBKSアイアンガー先生(アイアンガー先生は、アシュタンガヨガのパッタビジョイス先生とは同じ門下生) は話しています。

例えば、ヴィラヴァドラ・アーサナ。ヨガのクラスではよく行われるポーズです。ポーズの由来の神話では、シヴァ神が妻の敵とし義父をほろぼすため、むしり取った自らの髪1本1本を戦士(=ヴィラヴァドゥラ)に変え戦ったところから、名付けたとされています。

ちなみに最初のヨガの先生は「シヴァ神」とヨガの伝記によると書かれており、シヴァ神が名付つけたポーズは多数あります。

つまりは、戦いを挑む戦士のアーサナは、力強く立ち向かうチャレンジ精神という性質があり戦士の性質を体現していると言えます。

もちろん、解剖学的にみても骨や筋肉を刺激し、柔軟性を高めたり骨密度を高めることで、足腰が強くなることは皆さんが行なっていても体の変化が感じられることでしょう。

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↑写真は孔雀「マユーラ」

マユーラ・アーサナは、アームバランスのポーズ。孔雀のように二本の足(腕で)を使って優雅に体を浮かせることによって、力強く美しい体が出来上がると思われているの。

ポーズの名前で動きを示している場合も

じゃあ、インドの神様と動物、自然などの名前を覚えるだけでいいんだね〜と思った方ごめんよ。それだけで終わらないのが、ヨガのポーズの名前の奥深さ。

例えば、ウッティタ・ハスタ・パーダングシュタ・アーサナ

ウッティタ:強く伸ばした/ 上に持ち上げた
ハスタ:手
パーダングシュタ:足の親指

手で足を掴んで強く上に伸ばす。
これだと何のポーズかは分からないかもしれないのですね。

↓これだわ。

他にもウッティタ・トリコーナー・アーサナやスプタ・パーダングシュタ・アーサナなど・・・それぞれ体をどう使って動かしなさいという指示がされています。

ここまで、読んでくれた方に決算大放出。
我々のサイトに辞書のページを開設!じゃじゃーん。
ぜひ学びにご活用ください。

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スクリーンショット 2020-10-14 午後6.35.35

語順ってあるの?


代表的なのは
①<神様/ 動物/ 自然/ 形>+アーサナ
②<伸ばすなど>+<体の部分>+<方角or 自然>アーサナ
③<数字>+<体の部分>+<神様/ 動物/ 自然/ 形>+アーサナ
④<数字>+<体の部分(上半身)>+<体の部分(下半身)>+<伸ばすなど>+アーサナ
etc.........

①の例
ナタラージャ・アーサナ/ マッツェンドラ・アーサナ/ ブリクシャ・アーサナ
②の例
ウッティタ・パールシュヴァ・コナアーサナ/ ブジャピダ・アーサナなど
③の例
エカ・パーダ・ラージャ・カポタ・アーサナ/ アルダ・マッツェンドラ・アーサナ
④の例
ドゥイ・パーダ・ハスタ・アーサナ/ プラサーリタ・パードッターナ・アーサナ

1度語順と語彙を覚えてしまえば、簡単です。先生に教えてもらったり、ポーズの教科書を参考に根気よくお覚えていきましょう。

省略系のつなげる言い方もある?

単純に、単語と単語を合わせるだけなら楽なんですが、デヴァーガナリー文字の表記の性質上、音をつなげて読む場合もあります。
母音と子音のつながりなので、子音を2回書くような言葉のつながりは省略されるのです。

例えば・・・
パドモッターナ・アーサナ
これはパドマという言葉とウッターナが繋がって、パドモッターナになる。
aがoに変換するという子音のルールがあります。

Padma(最後のaを省略)+Uttana(最初のUを省略しOにする)
=Padmottana

また、アーサナの前のスペルがaで終わる場合、そのaを省略してアーサナのaと合わせるという法則もあります。
トリコーナーサナとか、カタカナ表記だとアーサナと入れてる教科書が多いですが、スペルだと、Torikonasanaです。

ポーズはどこで知るのか?調べるのか?

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↑アシュタンガヨガのオールドシャラの方での撮影(インド/ マイソール)
この人数が先生から1つずつポーズを教わり、
チャンティングのクラスでもポーズの名前を何回も詠唱させられます。

私がヨガを始めた時代には、今のようにスマホが手元にあって、動画を見て調べるということがそこまで流通していたわけではなかったので、
ヨガクラス▶︎本▶︎ヨガクラス▶︎本▶︎ヨガクラス・・・みいたいな無限ループで覚える、知る、習得するしかなかったのよね。

今はYoutubeでポーズを確認して、練習するというスタイルも多くなってきたよね。私がインドで教えていたインド人の生徒さんは、Youtubeで習得したと言っていたことに驚いたなー。

まぁ、Youtubeの話はさておき、私たちが参考にしているのは↓

Yoga Journal (アメリカ版)のポーズページ

この2つがあると、大抵のポーズの名前をおさらい出来るのと、
前後のポーズとの関わり方も一覧でわかる
ことが多いのでよく活用しています。

さぁ、これであなたも、サンスクリット語でポーズを覚える基礎が出来たね。今度からポーズをやるときは、まずは心の中で3回ぐらい唱えてから、をお願いしますネ。

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