もうダメな時は　【484文字】

自分が何にイライラしているのか
わからない時がある。

誰に対してなのか、何に対してなのか。

小さな苛立ちが多すぎて、
コップから溢れてしまったようだ。

どうしたらいいか解決策が
浮かばない。

コップが苛立ちで
満たされてしまったから
考える事ができない。

自分の予測できなかった事が起きた時
不快な出来事があった時
苛立つ事があった時
その都度、誤魔化してきたのが
いけなかった。

前はリセットする為に
薬を使って無理矢理
脳をシャットダウンさせていた。

今も辛すぎると薬に頼るが、
どうにもならなかったら
薬を飲もう。
と考えられるようになった。

あきらめる。

イライラしてるのを
受け止めて、あきらめる事にした。

しょうがないじゃん。

起こってしまった事を無しには
できないのだ。

「まっ、いいか」
そう言ってあきらめる事にした。

過去は変えられない。
イライラしてる未来より
物事を受け止めて
あきらめてしまえばいい。

逃げてしまえばいい。
自分の世界に。

何も上手くいかない日
そんな日は早めに
布団に慰めてもらう。
全身抱きしめてもらえば
イヤな事もどうでもよくなる。

布団に包まって
自分だけの世界に。

そんな時は、
少しいい夢をみせてほしい。