ラッセル・クロウが楽しそう:映画評「ソー:ラブ&サンダー」
最初の「神話」路線からコメディ路線に変更した「マイティ・ソー」の最新作。
批評家の評判はイマイチだけど、興行成績はマアマア(出足は好調だったけど、下落率も高かった)…って感じだったのか?
まあ、そんな感じの映画でしたw。
ストーリーはかなり「?」だったんで、批評家の評価が低いのはかなり納得。
ただ監督がやりたかったのは「ジェーン・フォスター」の<決着>をつけたかったんだと思うんですよね。
ソーとの恋愛の決着と、あの<決断>。
それがやれれば良かったので、あとは「面白そう」なシーンを繋いだだけ。
…と言ったら言い過ぎかもしれませんがw、大外れでもないんじゃないかな?
実際、楽しませてもらいました。
こう言う映画の場合、「悪役」が楽しいのは定番ですが、本作の場合、「ゼウス」を演ったラッセル・クロウが一番楽しそう。
「悪役」クリスチャン・ベールも、「ヒロイン」ナタリー・ポートマンも、演技派としての「見せ所」が用意されてたんですが、ラッセル・クロウは終始「アホな神様」。
いやぁ、楽しそうでしたw。
続編。
あるそうです。
ノリ的には「ゼウス」も引き続き登板しそう。
「演技派」を封印して、徹底的に遊んでいただきたいですね。ラッセル・クロウには。