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2021年7月の記事一覧
「個人」としてではなく、「社会」としてはどうやって対処していくのか?:読書録「他者の靴を履く」
・他者の靴を履く アナーキック・エンパシーのすすめ
著者:ブレイディみかこ
出版:文藝春秋
「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」で紹介された「誰かの靴を履く」=「エンパシー」と言う概念について、作者が標榜する「アナーキズム」と絡めながら論じた…というか、連載なんで、時事ネタも絡めつつ、ちょっとエッセイ風に…って作品。
「ぼくは〜」で多くの人がエンパシーについて感想で触れてたらしいんです
回り道だけど正しい道…かもしれないけど:読書録「沖縄から貧困がなくならない本当の理由」
・沖縄から貧困がなくならない本当の理由
著者:樋口耕太郎
出版:光文社新書(Kindle版)
Kindleのキャンペーンで安くなっていたので購入。
相変わらずAmazonに踊らされておりますw。
本書は金融畑から企業再生で沖縄に乗り込み、そこで人生を一変する経験をした作者による「沖縄の貧困」の原因分析とその解決策を提示した作品。
<沖縄の貧困に関連する問題は、数々のデータが示しているとおりだ
ジャズレコード版を期待します:読書録「古くて素敵なクラシック・レコードたち」
・古くて素敵なクラシック・レコードたち
著者:村上春樹
出版:文藝春秋
クラシック・レコードを巡る、ちょっとオタクっぽいエッセイかなぁと予想してたんですが、結構ガチの音楽評でしたw。
手持ちのアルバムから97曲のクラシック曲をチョイスして、そのジャケットを並べつつ、そのアルバム曲を評するというスタイルで、プラス3人のピアニスト・指揮者を取り上げて、エッセイは100本収められています。
まあ、私
なんか、一気に読んじゃいましたw:読書録「女たちのポリティクス」
・女たちのポリティクス 台頭する世界の女性政治家たち
著者:ブレイディみかこ
出版;幻冬舎新書(Kindle版)
18年12月から20年11月まで「小説幻冬」に連載された文章をまとめた新書。
「幻冬舎?」
って違和感もあるんですがw、内容的には「ブレイディみかこ」、ブレはありません。(キッチリ「反・安倍」w)
「ちょっと長めの連載だし、中身が古くなってるかなぁ」
と思わなくもなかったんですが、