鈴木 優輔

LINEヤフーコミュニケーションズ株式会社 代表取締役社長CEO/米国ミネルバ認定講師…

鈴木 優輔

LINEヤフーコミュニケーションズ株式会社 代表取締役社長CEO/米国ミネルバ認定講師/LINE←リクルート←NEC←九州大学/ランニング・サッカー・ゴルフ/英語note 留学なしでTOEIC520点からTOEIC900点超え https://onl.sc/tRjTCAx

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いいチームの作り方ー小5息子がくれた風呂場でのアドバイスー

※四年前(2020年)の投稿を加筆修正した文章です。 「はぁ~ちょっと疲れたなあ」と私が風呂で呟いたときに、小5息子が私に話してくれた内容をお裾分けします。チームづくりでお悩みの方いらっしゃいましたらよければご覧ください。 1. パパちょっと真面目にやりすぎなんじゃないの?何でも一人でやろうとしてるんじゃないの? 上司のイメージってもっと偉そうにしてて、部下が持ってきた案を良いとか悪いとか言ってそう。実際にそういう人が多いんじゃない?そこまでしなくてもいいけどこんな風に

    • #春から九大 を読んで

      ※この文章は、2020年3月9日、Facebookに投稿した文章を一部加筆修正したものです。 本日、2024年4月3日は九州大学の入学式。 32年前の私は福岡高校A判定だったけど結果は不合格、努力不足か自分への自信のなさの表れか本番で失敗、失意のどん底で自宅から距離のある大濠高校へ3年間毎朝6時22分の電車で通い続けた。 高校ではそこそこの成績だったけれど全国模試などはふるわない、福岡高校の友達にもずいぶんと差をつけられるようになりコンプレックスは消えないまま九州大学を

      • 結局のところ、成長とは何なのか?

        「どうしたら成長できますか?」という質問に「成長とは”魔女の宅急便”です」といつも回答するものの、思いのほか魔女の宅急便を観てる人が少なく、いつもポカンとされてしまいます、こんにちは、LINE FukuokaでCEOをしている鈴木です。 4月5月と言えば、新入社員が入ってきたり、新しいことを始めたくなる気持ちの人が多くなったりで、「どうしたら成長できますか?」「成長って何ですか?」と成長に関する会話をすることが多くなる時期です。 結局のところ、成長とは何なのか? ①圏外

        • 全社集会を「経営会議」を番組観覧するみたいに1,300人に届けてみた

          こんにちは。LINE Fukuokaの社長をやっている鈴木です。 先日「LINE Fukuoka Kick-off Meeting 2022」を約1,300人いる社員向けにオンライン配信しました。 ただし社長や幹部陣が一年の方針を社員向けにプレゼンして、、、みたいなことはしませんでした。 私と幹部陣が毎週やっている「経営会議」をそのまま番組に見立て、およそ1,300名の社員は自宅でその番組を観覧しているような感覚でオンライン配信をやってみました。 企画のきっかけは事

        いいチームの作り方ー小5息子がくれた風呂場でのアドバイスー

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          新卒採用説明会は「Flipped recruiting seminar(反転採用説明会)」でやってみます。

          最近note書く頻度あがってます、鈴木です。LINE FukuokaのCEOやってます。 何をやる?説明しません、トークします。23卒向け新卒採用説明会は「Flipped recruiting seminar(反転採用説明会)」でやってみます。 「説明会で会社説明・仕事説明をする(残った時間で質疑応答)」。これを反転しますので「説明会では会社説明・仕事説明をしません(全ての時間が質疑応答)」。 LINE Fukuokaが、会社や仕事を理解・体感できるコンテンツを事前に準備

          新卒採用説明会は「Flipped recruiting seminar(反転採用説明会)」でやってみます。

          LINE Fukuoka株式会社、新卒採用はじめます。

          LINE Fukuoka株式会社、新卒採用はじめます。 こんにちは。CEOの鈴木です。 社長自ら求人広告を書いています、の第二弾です。(第一弾はこちら) これまでもLINE Fukuokaでは、エンジニアやSmartCityでインターンを通じて数名の新卒採用を行っていましたが、2023年卒からは正式に会社として新卒採用をはじます。 前職リクルート時代、数々のお客様の新卒採用のお手伝いをしてきました。新卒採用することでの社内外への絶大なる効果、またそれに応じた想像を超える

          LINE Fukuoka株式会社、新卒採用はじめます。

          LINE Fukuoka株式会社 経営幹部候補を募集します。

          こんにちは。LINE Fukuoka株式会社で代表取締役社長CEOをしている鈴木です。社長自ら求人広告を書いています。 ざっくり言うと ・社員数1,300名のLINE Fukuoka株式会社の経営幹部候補を募集 ・コーポレート系の職種(リーダー候補からシニアクラスまで)で募集 ・社長(私)と一緒に働きます。私の周りの経営幹部と一緒に働きます どんな会社どんな背景どんな人 ・LINE FukuokaはLINEの国内第二拠点。設立9年目で社員数は約1,300名(2022年

          LINE Fukuoka株式会社 経営幹部候補を募集します。

          LINE Fukuokaの社長になって何がしたいですか? #最近よく聞かれる質問 #弊社の社長はこんなふう

          最終出社日だったメンバーと公園でキャッチボールしました。 彼は福岡市LINE公式アカウントのプロジェクトマネージャーの一人として、学校の給食アレルギーや休校通知の新機能をリリースしてくれました。まさに若手のエース。彼の新天地はスタートアップ。会社としては痛手だけど、それでいいと思う。 福岡はワークライフバランスが取れていると言われて久しいですが、そのほとんどがライフに焦点が当たっていて。多くの人が魅力的なワークがないから福岡にUターンできない、移住できないというのが現実な

          LINE Fukuokaの社長になって何がしたいですか? #最近よく聞かれる質問 #弊社の社長はこんなふう

          GRIT(やりぬく力)を持っている人に出会ったよ。実際どんな人なの?

          こんにちは。鈴木です。LINEFukuokaという会社で取締役兼最高執行責任者という役割で働いています。 noteで#坂口という男という記事を読みまして、GRIT(やりぬく力)というのを思い出してこれを書いています。 #坂口という男は、昨日の「西日本鉄道さんとLINE FukuokaのDX推進に関する連携協定締結」の仕掛け人です。つまりうちの社員であるわけです。 GRITという言葉を使いはじめたアンジェラ・リー・ダックワースさんによると、「社会的に成功している人を調査し

          GRIT(やりぬく力)を持っている人に出会ったよ。実際どんな人なの?

          留学なしでTOEIC520点からTOEIC900点越えしてスタンフォード大学MBA生に英語プレゼンするまで

          まず最初に。こちらが直近の私のTOEICの結果です。 そうなんです、リスニングで495点満点取れてしまったのです。留学経験なしの44歳がリスニング満点というのは、もしかしたらTOEIC915点よりインパクトがある結果かもしれません。 結論を先に言いますと、リスニングで満点取れるようなれば自ずとTOEICは900点超えてきます。リスニングで満点取れるようになれば、英語でプレゼンが出来ます。通じます。その後のQ&Aセッションの質問も大枠は聞き取れて、回答も片言の英語でなんとか

          留学なしでTOEIC520点からTOEIC900点越えしてスタンフォード大学MBA生に英語プレゼンするまで

          LINE Fukuokaの価値基準(LION)について説明します

          こんにちは。LINE FukuokaでCOOをやっている鈴木です。 このnoteでは、LINE Fukuokaの価値基準(LION:ライオン)について説明していきます。なぜ価値基準をつくることになったのか?その背景を知りたい方は以下のnoteに書いていますのでそちらをご覧ください。 エンジニアは別の指標があったりするので今回はビジネスサイドの仕事をイメージして読んでいただけたらと。 ちなみにLION(ライオン)という名前は、LINE Fukuoka, IMPACT, OW

          LINE Fukuokaの価値基準(LION)について説明します

          急成長する会社にどんな問題が起きるのか?(LINE Fukuokaのケース)

          こんにちは。LINE FukuokaでCOOをやっている鈴木です。 LINE Fukuoka株式会社は、福岡に本社があるLINE株式会社の100%子会社です。設立から7年目で社員が1,000名を超えました(もっと詳細を知りたい方はこちらを)。 このnoteでは、そんな風に急成長した会社にどんな問題が起こるのか?そして、その問題をどのように特定していったらいいのか、をケーススタディ形式で書いてみます。 ちなみに私は会社がどんなことに困っていたかをオープンにするのはいいことだ

          急成長する会社にどんな問題が起きるのか?(LINE Fukuokaのケース)

          20代の頃に広告コピーを勉強したことが、40代のいま経営の仕事にもつながっている話

          会社のメンバーがコピーライター養成講座に行った話を聞いて、そういえば自分も20代の頃にコピーの勉強したな、そのときに買った本をおススメしよう、と思ってシェアしていたら、あの頃に勉強したことは今の経営の仕事にもつながってるんだなと改めて気づいたので、備忘録として残しつつ、最後に気づいたことをまとめて加筆したいと思います。 ↓ココから そういえばこの前おたね(ニックネームです)がコピー学校かな?に行ったというツイート見て思い出したのだけど、私もリクルートに転職したての

          20代の頃に広告コピーを勉強したことが、40代のいま経営の仕事にもつながっている話

          コロナについて

          コロナについて。 有事だし初めてのことでどう対処するのが正解なのかが分からない中、結局のところ「VSコロナ」はどうすればいいのか?について日々考えを巡らせています。 周囲にはたくさんの情報や意見があります。 例えば最近だと、 「自粛、自粛って聞き飽きたよなあ。イベントも何もかも中止なのはやりすぎじゃないの?一番やばそうな満員電車を中止していないのも変だよね。ただの風邪に近くて致死率も低いって聞くし感染しても大丈夫でしょう。むしろ経済活動がこれ以上ストップした方がリスク

          コロナについて

          LINEFukuokaはなぜ福岡マラソンを応援しているのか

          本気が冗談かときどき「遊びでやっているの?」と茶化されることがあるのです。 LINEFukuokaの社員はみんな誇りをもってこの仕事を一生懸命にやってくれています。 1人でも多くの人にそのことを知ってもらいたくて、責任者としてちゃんと書いておこうと思いました。 まず最初にお伝えしたいこと。ちゃんとKGI/KPIを定めて行っています。 LINEの技術と人で「ランナーと応援者がつながり楽しめるマラソン大会」をつくる。 「LINEってコミュニケーションのプロだよね」「LINE

          LINEFukuokaはなぜ福岡マラソンを応援しているのか

          すべての仕事に大切となる3原則

          LINE Fukuokaでの経験、前職のNECやリクルートでの経験、それらの経験を踏まえた上で、仕事をしていく上で大切となることを抽象化すると3つにまとめられるよ、と時々話しているのでこちらにもまとめてみます。※もちろん私個人のまとめですので絶対的な原則ではありません。 ではいってみましょう。 1.Structured 構造化する全てはここから始まるので最初にもってきています。 例えば学校の授業を思い出してみてください。国語、算数、理科、社会…。その中でも算数であれば、四則

          すべての仕事に大切となる3原則