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どうしたらいいのか? 判断できかねる状態に「耐える」ということ
わたしたちは常日頃、さまざまな判断や決断にせまられているものです。すぐに判断がつくことならば良いのですが、なかにはじっくりと思案が必要なこともあるかと思います。
こんな時、さっさと決めてしまえば、気持ちもスッキリ!頭のモヤモヤ感もサッパリ!しますね。
ですから、誰しも、つい早く決めてしまおうと思うのではないでしょうか。私も同じです。
自分事や関わるのが自分だけのことであれば、たとえ間違
「異業種」「異経験」「異知見」者同士が化学反応を起こす!
私は、先日(3/4)発表された「ソニーとホンダがEV(電気自動車)で提携」というニュースを知って非常に驚きました。ソニーがモビリティ市場に参入していくという報道があった中で、早速、具体的な自動車メーカーと手を組んだことに驚かされました。
そしてさらに驚いたのは、その提携の「発端」でした。とかく自社内での完結型開発を目指してきた日本企業において、ホンダが新しい動きを具体化させていたということにビッ
経営者の「リーダーリップ力」ってなんだろう? その1
あなたはリーダーシップ力と聞くと何を連想されますか?
どんな言動やどんな能力がリーダーシップだと思われるでしょうか? あるいは、今までに思ったことがあるでしょうか?
リーダーシップといっても実にさまざまな要素が複合的に融合混在されていると思います。一口では到底言えないものですね。
でも、今日のビジネス社会では個々人の集合体である組織でなりたっていますから、誰かがリーダーとなってリーダーシップを
日本経済新聞の「私見卓見」寄稿掲載について「ブログ」に書きました
先日(1/27付)、日本経済新聞の「私見卓見」に小生の寄稿が掲載されました。
投稿内容は、現在自動車産業において100年に一度という大きな変化、EV化の波が来ている中で、このまま行けば世界における自動車大国日本のポジションを失いかねないと思うところがあるからです。
現在、EC諸国を中心に官民一体となり国家戦略として自動車産業におけるリーダーシップを取ろうという動きが目立ってきています。
「日経マネー(3月号)」に取材記事が掲載されました
このほど「日経マネー」(2022年3月号)に弊「オンリーワンコンサルタント養成アカデミー」の取材記事が掲載されました。これまでにも「週刊東洋経済」様や「SPA!」様、「日本経済新聞」様にも取材をいただきましたが「お金」に関わる日経マネー様には今回が初めてでした。
今回の「日経マネー」様では、ビジネスパーソンの「副業」という観点からフォーカスした記事の内容になりました。おそらくほとんどの方は「
マーケティングマインドってなんでしょう?
普段、わたしたちが「マーケティング」と聞くと、取扱い商品に関する販売促進策やSNS広告、営業方法などを思い浮かべるものです。この場合、「どうやって自社の商品やサービスをターゲット顧客に認知させていくか?そして販売につなげるか?」という視点だと思います。
つい、わたしたちは自分たちの側、売る側の立場や視点で考えてしまいます。そして売上目標や収益目標が先に来てしまうものです。しかし、そもそもお客
「自動車大国日本」は10年後もその地位を保てるのか?
前回ブログの「自動車業界は100年に一度の変化をどのように乗り越えようとしているのか?(自動車OEM編)」にて述べました通り、今、自動車業界には大きな地殻変動が起きています。
自動車OEM、自動車ディーラー、部品会社、整備業界を一気に巻き込んでいこうとしています。
今、世界のEVシフトは加速しています。そのEVシフトの中で主導権を握りたいEUは2035年にガソリン車の新車販売を事実上禁止
自動車業界は「100年に一度の変化」をどのように乗り越えようとしているのか? (自動車整備分野編)
これまで「クルマ編」及び「自動車ディーラー編」について私見を述べて参りましたが、今回は「自動車整備分野編」です。
今回の「100年に一度の変化」においては、自動車の整備業界においても極めて大きな変化とその対応を余儀なくされていくものと思います。
まず、自動車整備業界は現時点で、今後を見据えた場合、どんな「課題」を認識しているのでしょうか。ざっくりとキーワードを列挙すると次のようになるとと
今、ミドルやシニアに求められている真剣な「学び直し」とは
ビジネスパーソンが、仮に22歳で学校を出たとして、65歳の定年まで働くとすると約43年間も働くことになります。定年が70歳だとすれば約50年にもなります。もっとも生涯現役を目指すならば動けなくなるまでということになるでしょう。
一方で、企業の寿命説は約30年とも約24年とも言われるようになった今日、自らの職業人生を最初から最後まで1つの企業で全うするということはそもそもむずかしいということに
コンサルタントの「聞く」とは? その2
前回の、その1の続きです。
先日、「LISTEN」(ケイト・マーフィー著 日経BP)を読んでいる中で、私たち経営コンサルタントの「聞き方」に大変共通するものが数多く述べられていること発見しました。改めて「聞くこと」の大切さを認識し直すと共に強く共感しました。例えば、
「相手が自分でもわかっていないことを引き出すのが聞き上手」
これができれば理想的だと思います。著者はそもそも「聞くこと」の
[連載] 経営の専門家が解説!サラリーマンだからこそ稼げる最強の副業術【最終回】 キーワードは「20分」…多忙な経営者の「アポと信頼」を獲得する方法
副業の実践…専門知識・能力だけでは足りない
専門家というと自分の得意分野である専門分野の能力さえ持っていれば活躍できるものと考えがちですが、実際は単に専門知識や能力だけでは不足です。
企業を支援する専門家こそコミュニケーション能力が必要なのです。
それは専門家の仕事の内容を知ればよく分かります。専門家は顧客である企業に出向いて自分で作業をするのではありません。企業のマネージャーや従業員に対し
「短期の楽観、長期の悲観」は 滅びの構図!?
「短期の楽観、長期の悲観は滅びの構図」というのは文明論(「国民の文明史)中西輝政著、産経新聞社)の中で出てくる言葉でありますが、私はこのことは、今日のビジネスパーソンにもあてはまるのではないかと思います。
「短期の楽観」とは、例えば今の企業の中ではそれなりに満足しているけれど、今後将来のこととなると不安に感じるというような状態です。会社の業績も今はいいけれど今後はわからないと思える場合です。
[連載] 経営の専門家が解説!サラリーマンだからこそ稼げる最強の副業術【第3回】 副業で1案件月200万円…「コンサルタント業」が儲かるワケ
「専門家」が活躍する業界とはどんなところなのか?
ここ数年、コンサル業界は新たな潮流が生まれてきています。
それは今後大きく変わる兆しといえると思います。今までは専門家といえば中小企業の「顧問型」が主流でした。ところが最近「顧問型」ではなく、「特化型案件」が急増してきているのです。
この「特化型案件」というものは、期間が6ヵ月以内の超短期案件がほとんどの企業支援案件です。従来の「顧問型」が5