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「ランドセルを軽くする」と、こどもは伸びる

こんにちは!

今日、車で街中を走っていたら、ランドセルを背負った子をたくさん見かけました。そろそろ、休校が段階的に解除されつつあるみたいですね。まだまだ気は抜けませんが、嬉しい知らせです。


さて、ランドセルで驚いたことがあります。生徒さんがランドセルを背負って教室に来られたので、持ってみました。

「お、重い・・・!」

正直、石でも入ってるのかな?と思ってしまいました(笑)

聞くと、1-6限までの教科書が全部入っているとか。全部持ち帰るように言われているので、毎日、持っていかなければならないようです。


これは、疲れます・・・(汗)


さて、「新しい生活様式」に合わせて、教育にも「新しい学習様式」が必要です。

それは、僕はズバリ、


「ランドセルを軽くすること」


だと思っています。

自分が好きなこと、やりたいことを選び、主体的にやる。

そうすれば、ランドセルは、

「教科書、ノート、数冊」

で済むはず。


このように


「自分が選ぶ」


が、あまりにも教育現場に少なすぎるんですね。

代わりに、先生が選んであげるんです。それもたくさん(笑)


僕はコロナになって、

「家で何をやっていいかわからない」

こどもが多いことに、本当に驚きました。


「学校がない」、これは、チャンスです!

だって、学校行かなくていいから、好きなこと学べるでしょう?

いっぱいいっぱい、好きなこと、どんどん学べばいいんですよ!


ところが、その「好きなこと」が見つからない。


これは、学校で上げ膳据え膳、最高の教育サービスを受けてきた結果です。

つまり「目の回るような大量の答えを、全部教えてくれる」サービスです。


その結果「受け身」になってしまったんですね。


本当は、逆で、少ない、でもどうしても知りたくてしょうがない疑問を「自分で考える」、が必要なのです。


さて、こう書くと、今までの学校教育は間違っていたんじゃないか、という誤解を受けます。が、それは間違っていません。僕自身、学校教員でしたから、わかります。


ただ、時代は、想像以上のスピードでターンアラウンドしました。それが、コロナでさらに鋭角になった感じです。

これからは、今までと違う「自分で考える」が必要なのです。


だから、「新しい生活様式には、新しい学習様式を」に、なるのです。


まずは、重いランドセルを軽くするところから、始めたいものです。


最後に、これを実現するカギは、「アクティブラーニング」と「オンライン学習」だと、僕は考えています。


いつも、それについてしか書いていませんが(笑)次回も、それを書いてみたいと思います。


オンライン音楽教室を運営する会社を経営しています。他に、ピアノの先生の学校学長、作曲家・ピアニスト、オーケストラ指揮者。最近、スポーツジムにハマってます!http://himawari.ishikawa.jp