「緊急事態」の中で、人は急成長する?!
こんばんは!
大忙しの中で、感じたことを書こうと思います。
コロナになってから、いろいろと苦労、特に経済面で苦労されていらっしゃる方は多いと思います。
僕も、苦労とまではいかないにしても、とても好調とは言えない一人です。というより「コロナで好調になった」という人は、圧倒的に少ないでしょう。
音楽教室で言えば、対面レッスンが不可能になった、ということが一番の打撃です。当然、お休みになれば、レッスン料は入ってきません。
音楽教室は、一般的にはレッスン料収入がほとんどですので、経済的に低調になります。
が・・・
経済的には低調なのに、元気な人ってものすごく多いんですね。「追い詰められて、眠っていたパワーが出た!」みたいな人が。
そして、
「コロナで営業できなくなった、でも代わりにこんな工夫をしている」
という記事や、報道をたくさん目にします。
そういうのを見ると、ものすごくワクワクしてくるのです。
たとえば、ホテルなどの観光業界は、教育業界よりももっと、ダメージを負っているはずです。
が、それを跳ね返すアイデアも、満載です。
近所の人にホテルに宿泊してもらう「マイクロツーリズム」なども、そのひとつですね。
先日体験した「オンラインヨガ」なども、工夫が満載でした。
「これなら、通う必要ないな」と思わせるほど。
飲食店さんなら、テイクアウトサービスとかeコマース化など。
僕も大好きな焼肉屋さんのテイクアウト弁当を、週に2回は食べています(笑)
長くなるので、短くまとめますと、
「緊急事態」は人を成長させるのではないか?と、僕は思うのです。
僕の教室は7年前から、オンラインレッスンを行っていました。
最初は「これは画期的!」と意気込んでいました。でも、緊急事態ではない中で、いつの間にか惰性で「なんとなく」やっていたのです。
でも、緊急事態宣言が出た4月上旬、僕は、身体中に電気が走るくらい、ビビッ!ときたのです。
これは「新しい教育様式」ではないか、と。
そして、このような企画を立てました。
そうしたら、全国各地から、受けたい!という方が押し寄せました。
「今まで遠いので、通えないと諦めていたんですが、オンラインでできるんですね!」
と、いう嬉しいメッセージもいただきました。
GWには「絵から音楽を生み出す」というイベントを、zoomで初開催しました。
「芸術性の高いイベントが、オンラインでできるのだろうか?」
という挑戦でしたが、大好評をいただきました。
これらから、新しい教育の、未知の可能性を感じました。
「遠くて、近い人と、つながる」
つまり遠くに住んでいるけど、共感してくださる方に、いらしていただく、という新しいスタイルです。
これまでは「近くにある」が、教室選びのポイントでした。
でも、これからは「遠くても共感」がポイントになります。
このように、緊急事態は「起死回生」を起こしてくれる可能性があります。
大変=「大きく変わる」ですから。
withコロナの時代は、はまだまだ続きます。
ですが、この間に生まれた工夫はafterコロナの時代で大きく開花するに違いないでしょう。
オンライン音楽教室を運営する会社を経営しています。他に、ピアノの先生の学校学長、作曲家・ピアニスト、オーケストラ指揮者。最近、スポーツジムにハマってます!http://himawari.ishikawa.jp