木曜4限④、WOWOWの「WHO I AM」5分映像を見る。振り返りです。

4月29日の木曜4限「メディア社会学方法論ゼミ(2年)」第4回は、WOWOWのドキュメンタリー番組「WHO I AM」の5分間紹介映像を見て、この番組についての意見交換。振り返りです。

・パラリンピックのドキュメンタリー番組を視聴して、選手のコメントはもちろん、その選手を支える人達の思いも印象に残りました。選手を陰で支えるコーチや親は、努力や葛藤を間近で見てきたと思います。そのため選手に向ける期待のコメントからは希望が感じられました。試合にかける選手とその周りの人たちの思いを知ることができたので、パラリンピックへの関心が深まりました。

・ 今日の授業では「WHO I AM」というパラリンピック選手のドキュメンタリー映像をいくつか視聴しましたが、どの選手も今夏の東京パラリンピックに賭ける想いが強いことが5分間という短い映像からでも伝わってきました。その中でも特に印象に残った選手はイタリア人フェンシング選手のベアトリーチェ.ヴィオ選手です。両腕がないフェンシング選手という今までに前例のない過酷な挑戦をするその姿勢や勝利への強い執着心を持つ彼女の強い精神力に感心しました。
 また、今回の映像を見た事で障がい者スポーツに対して関心を持つきっかけとなったと同時に私自身スポーツ観戦が趣味であり、かつ身内に障がいを持つ人がいたにも関わらず、今まで障がい者スポーツに関心が無かったことを少し反省しました。いまだにコロナウイルスが猛威を振るう世の中で今夏に東京オリンピック、パラリンピックが開催されるか微妙な状況ですが、今回の映像を見ると無観客でもなんとか開催してほしいなという気持ちになりました。そして、東京パラリンピックが障がい者スポーツの認知を高めるきっかけになったら良いなと思いました。

・『WHO I IM』の動画を見て、パラリンピックの選手たちの熱い思いに、素敵だなと感動しました。それと同時に、こんなにも素敵な選手たちばかりなのに、オリンピックほどメディアで取り上げられず、世間の人々に知ってもらえる機会が少ないことを残念に思いました。また、私自身、パラリンピックの選手たちを数人しか知らず、無知であることを反省しました。オリンピックもパラリンピックも、世界中が盛り上がる大きな大会であるはずなのに、どこかで差をつけて考えてしまっていたかもしれません。『WHO I IM』という番組には、このような状況にあるパラリンピックについてもっと知ってもらいたい、東京でオリンピック・パラリンピックが開催された時、パラリンピックも楽しんでもらいたいといった思いが込められているのかなと思います。

・ 今回の授業で、パラリンピックのドキュメンタリー映像の「WHO I AM」の予告を見て、パラリンピックにとても興味を持った。今まで、私は、パラリンピックはテレビのニュースでたまに見るぐらいのものであり、あまり関心がなかった。しかし、今回の授業で見た予告映像で、選手のオリンピックに対する思いや家族の思いや選手のオリンピックを目指す背景を知って、とてもパラリンピックに興味を持つことが出来た。そして、パラリンピックの選手は、普通のオリンピックの選手よりも、より選手個人の物語があるのではないかなと思った。例えば、トライアスロンの選手のメリッサ・ストックウェル選手は、元陸軍兵でその任務中に足を失ってしまったという壮絶な物語があった。このように、パラリンピックの選手はより強い思いをオリンピックに持っているのではないかと思う。授業を通して、パラリンピックに興味を持つことが出来たので、ぜひ、WOWOWのパラリンピックのドキュメンタリーをたくさん見てみたいなと思った。

・私自身あまりパラリンピックには関心がなかったのですが、今回動画を見てオリンピックとはまた違った魅力を感じ、東京オリンピックではパラリンピックにも注目してみようと思いました。

・WOWOW「WHO I AM」5分版ダイジェストを視聴して、アスリートの皆さんの前向きな姿勢が印象に残りました。その多くが、コロナ禍で普段の行動が制限されている今だからこそ、特に私たちが見習いたいものだと感じました。
時間をかけて1つのことを習得することや目標を立てて達成するまでの過程が、自分がやってきたことを信じることに繋がっているようでした。私は映像を見ていて、支えてくれる人や向き合ってくれる人、応援してくれる人の存在に目が行き、自分は誰に支えられて、誰を支えることができているだろうか、と自分を見つめ直すきっかけとなりました。人と比較すればできないことや足りないものに目を向けがちですが、アスリートの皆さんは自分のできることに焦点を当てて極め続けていました。自分が自分であることを自分自身が肯定してみれば、周りの人たちとの関係性も明るいものになるのかもしれないと思いました。私は、「なんとしてでも」という熱意や意志の強さは人と比較するものでなく、自分だけのこだわりであっていいのだというメッセージとして受け取りました。
今回の授業を通して、アスリートの努力や考え方を知ることで自分の生き方に影響を受けるという様相こそがスポーツの1つの意義であり、メディアの果たす役割なのだろうと考えました。

・パラリンピックのドキュメンタリー動画を見て、どうしてパラリンピックの視聴率は低いのかという疑問が湧きました。出場者それぞれに個性があり、中には、心を揺さぶられるようなエピソードが紹介されていて興味が湧いたからです。類似した動画として、24時間テレビで行われている障害者がチャレンジを成し遂げるという企画を思い出し、高い視聴率を持っている番組からは、たくさん情報を得ることができて、何か答えのヒントになるものが見つかるかもしれないと、視聴者の反応を調べてみたところ、障害者を見せ物にしているなど、意外にも否定的な意見が多く見受けられました。余計に疑問が残るようになってしまったけれど、障害者ではない人たちと障害者との関わり方に興味が湧いたため、合わせてこれから調べてみようと思いました。

・WHO I AM の5分紹介映像を見て、パラリンピックの選手に興味を持ちました。私はテニスをやっていたので、特に上地結衣選手が気になりました。  私が考えたパラリンピックとオリンピックの違いは選手一人一人の有名度です。オリンピックでは日本人の多くが「日本」を応援しているとは思いますが、日本の「〇〇選手」を応援している人が多いように思います。一人一人に着目することにより、選手に想いを寄せて試合に熱狂できているのだと思います。それゆえ、このWHO I AMはパラリンピックの注目度を挙げる良いコンテンツだと感じました。

・パラリンピックでメダル獲得を目指すプレーヤーたちに注目した動画を視聴した。様々な障害を抱えているひとの過去が明かされるという内容もあり、その中で共通して感じた事は、障害を抱えていることを悲観しているひとがいないということだ。なってしまったものはしょうがない、と振り切って自分にできる努力をし、夢に向かう姿勢は素晴らしいと感じた。なかには「自分は1番の幸せ者だ」と話す選手もいた。常識では考えられない精神力だと思った。

以上、12日現在、9人(=15人中)


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