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初めて「秀歌」をいただきました

夕焼けで炒めたようなナポリタン食う常連に猫背が似合う/鈴木ジェロニモ

うたの日』という短歌投稿サイトがあって、そこで初めて「秀歌」に選ばれた。これは嬉しい。

『うたの日』では、投稿者はお題に沿った短歌を匿名で投稿し、閲覧者は匿名状態の投稿短歌の中から良いと思ったものに票を入れる。そして得票数の最も多かった短歌が「秀歌」として選ばれる。そういうわけで簡単に言えば、僕の短歌にみんががいいねと言ってくれて嬉しい、ありがとう、本当にありがとう、ということである。

そもそも短歌は誰に頼まれたわけでもなく、個人的な趣味として勝手に詠み始めた。だから自分が愛せる短歌を詠めればそれでいい、それでいいのだが、人間やはり共感を得たい。多くの人が共感してくれたら嬉しい。うれしくてにやける。そんな中で、この度は目に見える形で共感を得られたので良かった。嬉しかった。にやけた。

いま現在、お笑いライブは全く開催出来ていない。次いつ開催できるかの目途は一切立っていない。僕たちコガラシガーナがネタを8本やるライブ『Marriage Ceremony』も無期限延期となり、芸歴だけは3年目を迎えたが実質的な活動は何も進んでいないのが現状である。そんな中で、趣味として始めた短歌が、ネタ作りに代わる日常的なアウトプットの習慣となっている。おかげで思考の健康は維持できている、ような気がする。長い在宅生活の中で気が付くと壁や鏡に話しかけていることはあるが、思い返すと、それは元からそうだったように思う。よって、極めて健康である。

芸は身を助けるというか、趣味は身を助けるのかもしれない。お笑い芸人としての活動はままならない毎日であるが、短歌を通して、自分の表現が人にどういう風に伝わるのかを学べている、ような気もする。さっきからいろんな「気がする」が、どんなことでも自分がその気になってしまえば、それでいいのだ。

例えるなら今は、ドミノを並べている状態かもしれない。「はいどうぞ倒してください」と号砲が鳴るまで、日々丁寧にドミノを並べる。倒したときに現れる絵の美しさを想像すると、ドミノ牌の小ささや指先の震えさえも、にやけて許せてしまうのである。

ゴールデンウィークは終わりますが、心も体もご自愛ください。僕はこんなことしかできないし、こんなことならいくらでもやる。ゴールデンウィークの成果物として、最近の短歌10首を置いておきます。今日は褒められたので調子がいい。


短歌仮.001

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お笑い芸人です。『コガラシガーナ』『シカゴ・ブルーズ』ネタ作成。テレビマンと作るYouTube『ちゃんねる・ブルーズ』毎週日曜更新。栃木県さくら市出身。早稲田大学文学部卒。コントと短歌。お酒が飲めない26歳。【https://linktr.ee/suzukigeno
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