目標設定に悩むあなたへ、原因は5つです!
独断と偏見で、うまくいかない目標設定ワースト5を発表します!
あ、ちなみに僕は思考の整理家®という肩書で、経営者やビジネスリーダーの目標達成をサポートをしています。
もちろん、目標達成のスタート地点は目標”設定”にあるのですが、ここから思考を整理しながら持ち味を最大限引き出す仕事というわけです。
ただ、ここに至るまでは目標設定も試行錯誤するクライアントと悪戦苦闘の歴史がありました。そこで、今回は経験にもどつく「こんな目標設定はうまくいかなかった」というワースト5を整理したいと思います。
1.高すぎる目標設定
目標は高く持て!と僕は昭和の親父に教えられて育ってきました。背景には気合と根性主義もあるのでしょう。男たるもの理想を高く掲げろ!という昭和風のセリフも幾度となく聞かされてきました。
でもね、社会人になり、時代は平成以降になると高すぎる目標設定に苦しむクライアントをよく見かけるようになりました。高すぎる目標設定にプレッシャーやストレスを感じ、逆にモチベーションを下げてしまうのです。
目標は、下げてもいいし、軌道修正してもいいのですけどね。
目標は、背伸びしてギリギリ届くか届かないかくらいがいいのです。明らかに届きそうにないなと思いながらの高すぎる目標設定は、さっさと取り下げてみましょう。
2.目的なき目標
なんとなく痩せたい、なんとなく英会話を学んでおかなきゃ。。。
ぼんやりとした目標の動機やまわりの風潮に合わせるなどしても、実行が継続できないですよ。もちろん、すべての目標は強い動機づけがないといけない!とまでは言いません。
ただ、「●●のために」という部分があるからこそ苦しい時でも継続できるわけです。自分はなぜこの目標を掲げ、実行し続ける意味や価値があるのか?自分にとってのWhy(なぜ?)を一度確認してみましょう。
3.理屈で考えすぎた目標
個人的には、目標はロジカルに決めず感覚や感性を大切に決めた方がいいと思います。なぜなら、ロジカルに決めると自分らしさが薄まるからです。
ロジカルとは客観的かつ冷静な思考モードです。だから、言語化すると最もらしく、賢そうな文章になるのですが、本当に自分がやりたい?となると微妙な部分がありません?(^^ゞ
直感でもいい、仮決めで目標にしておけばいいのですから。自分らしさや本音の部分を露骨に言葉にしてみましょう。ロジカルに整理して計画に仕立てるのはその後でいいのです。
4.抽象的すぎる目標
たとえば、「英会話をマスターしたい!」というセリフをよく耳にします。では聞きますが、”マスターする”ってどの状態を言うのでしょう?
ネイティブなみに公私問わず全ての英語に対応できて英語圏での生活にまったく支障がないレベル?TOEIC900点レベル?とりあえず通訳なしでビジネス会議を乗り切れるレベル?英語を話す外人を口説いて恋仲になれるレベル?
全ての目標が数値表現しにくいかもしれませんが、何をもってその目標を達成したと言い切れるのかハードル(基準)の設定が必要となります。
誰が聞いても、頭にイメージが浮かぶ状態の目標の解像度かどうかを改めて確認しましょう。具体的には?それをもっと具体的にするなら?と何回も何回も繰り返し自問自答してみましょう。
5.他人ウケが狙いの目標
これは単なる見栄っ張りで格好つけです(^_^;)
これを目標として語ったら「すごーい!」と褒めてくれるかな?と承認欲求を満たすための目標はイケてないですよ。
人は魅力的な目標とそこを目指す際のビジョンにひきつけられます。熱く語られると、そりゃぁもう格好いいですよね。
でもね、いくら賞賛されようと、それが自分の本心でなければ何も意味がありません。たとえ小さく見えてもいい、地味でもいい、人に評価されなくても確実に目標達成をし続ける人の方がよほど格好いいと思います。
さて、ここまで個人的な思考の整理で独断と偏見で5つを発表させていただきました。あなたは、この5つに陥っていませんか?
ぜひ、目標設定も見直してみてくださいね。
目標達成は、目標設定で決まりますから!
おしまい。
さて、今回の内容は
いかがだったでしょうか?
少しでもお役に立てば幸いです。
それでは、また会いましょう!
著者・思考の整理家® 鈴木 進介
P.S.
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