見出し画像

スマホで思考を整理する5つの方法論

頭の中にあることを書き出せば、書き出すだけでスッキリしますよね。これはよく言われることで、僕も身をもって体験しているので完全同意です。

書き出した瞬間から、書き出した内容は別人が書いたかのように第三者視点で客観視できるから不思議です。

問題は、ノートに手書きなのか、スマホを活用するのか?という”神学論争”です。これについては目的に応じて使い分ければ?というのが僕の結論で、以前noteにも書きました。

今回は、スマホ活用の思考の整理法についてよく質問を受けるので、”思考のデジタル整理”について書いておきますね。

基本的に、僕は思考の整理用にスマホを使うことは少なく、あくまでも記録用として使う派です。ただ、記録用として使うといっても、結果として思考が整理されるから、ツールを問わず書き出す行為がいかに大事かを痛感しますね。

1.Googlekeep編

あ、これいいな!と思ったのは、まずGooglekeepです。

スマホのアプリとPCのサイトを同期しながら使っています。

Googlekeepの良い点は、とにかく起動が軽くて使い勝手の点でサクサクと動く点です。さらに、超シンプルなのに、高機能がついていて応用が効かせやすいのです。

思いついたことを文字でメモしておき、複数項目の場合はワンタッチでリスト化され、ドラッグで配置換えも色変えも自由、内容によってはメモをそのままtodoリストに変換して活用もできます。

文字だけではなく、音声・画像で記録もできるため、とにかく”気軽に”頭の中を見える化したいときには(紙や手書きできる環境にない時は)、スマホを取り出し、Googlekeepへ。

落ち着いてPC開ける時に、同期した内容をしっかり目で整理して、自分の企画やビジネス展開、またはプライベート項目の整理へと落とし込んでいきます。

2.Evernote編

よくEvernoteを活用して情報や思考を整理してますという声を聞きます。僕もEvernoteを活用していますが、仕事で使いそうな素材を参考資料・参考メモとして残しておくことが目的で、はじめからガチで整理整頓する感じで使います。

リアルであれば、インデックスを一つずつ背表紙に貼り付けたバインダーを並べるイメージでオンライン上で素材を整理していきます。

難点はEvernoteの起動が少し重いこと、Googlekeepほどサクサクとは動きません。またPCでいうフォルダとファイルの階層構造を明確にしながら整理していかないと機能的に使えない点が挙げられます。

こうして考えてみると、スマホのGooglekeepで気軽にサクサクと何でもメモをしていき、自動でPCへも同期。この時点で8割以上、結果として頭の中が整理できています。

次に、これは他にも転用したいなと思う内容(たとえば提案書の作成時に使えそうなアイデアや、自分の振り返り内容、重要なメール文の原案)だけは同期したPCから情報を抜き出してEvernoteに転記、ストックしていくイメージです。

ゆるく書き出し、整理=Googlekeep
ガチで書き出し、整理=Evernote

Googlekeepの用途は、何でもありで雑多。Evernoteの用途は主にビジネスで整然と記録を残していくイメージ。

こんな使い分けを基本にしながら、結果として頭の整理にも役立てています。

3.LINE編

LINEで思考を整理することは通常ありません。GooglekeepとEvernoteで2つのアプリも使っているうえに、3つ目も追加すると収拾がつかなくなるからです。

ただし、記録ではなく、純粋に頭の中を整理することや感情の整理することに専念する場合は、LINEを使うパターンもあります。

先日、偶然、ネットで見つけたこの方法論は大いに賛成です。

まずは以下お読みください。

簡単に言うと、LINEのグループ機能を使って”1人グループ”で投稿すれば、自分で送信・受信なので、LINEが壁打ち相手のように自分との対話を円滑にしてくれます。

またグループは仕事編、プライベート編などとカテゴリー別にしておくことで、あらゆる自問自答がポップな感じでリズミカルで出来ることも面白い使い方になります。

LINEを活用するからと言って、何も相手に送信しなければいけない、グループは複数人入れなければいけないというルールはありません。”ひとりLINE"で思考の整理用にこっそりと活用するのでも全然OKではないでしょうか?

4.Twitter編

僕は公開しても良い思考の整理内容については、Twitterに投稿して共有したり、まわりからフィードバックをいただく活用方法も実践しています。

※イメージ↓

自分で見聞きしたこと、学びになったこと、感じたこと、主張などをTwitterに公開することで頭が整理できるだけではなく、どこかで誰かの役に立つこともある。

そう思って、Twitterを”オフィシャルな思考の整理”用に使っています。

Twitterは140字という文字制限が、整理にはちょうどいいですね。文字制限がないと書きすぎてしまって整理にならないリスクがあるからです。

Twitterは炎上するリスクが怖いので嫌がる人も中にはいるようですが・・・。でもね、裏アカとして本名を使わず誰にも存在を知らせずに活用するなら、恐れることなどありません。

僕は思考の整理の自主練をしたい人に、裏アカをつくり本名を伏せて、毎日、ニュースや読書録としての要約を1日1投稿やることを勧めています。これで思考の整理能力が上がった方もいますよ。

5.Instagram編

僕自身は、それほど思考の整理用にインスタを活用はしていません。ただ、唯一、読書録として使うことが多いです。(たまに飲食記録を)

書影をアップして、後はワンコメント感想を書いて記録していく感じです。これだけでも、読書が血となり肉となって自分の身体に浸みこんでいきます。

読書録のように、何か自分の記録を画像で残すことで思考を整理できるものがあれば、インスタをフル活用することも手軽にできる整理法として有りですね。お試しください。

※以下はイメージ↓

6.まとめ

手書きによる思考の整理法は以下もご参照くださいね。

いずれにしろ、大切なことはツールやノウハウの問題ではなく、書き出して”見える化”すること。この1点に尽きると思います。

書くだけで頭も心も整理され、書く行為そのものがジャーナリングという瞑想の方法論の一つにもなっているようですよ。

モヤモヤ、ゴチャゴチャは書いて整理すること。

決して無精することなく、原点に立ち返ってシンプル思考を保ちましょう。シンプル思考こそが、あなたの潜在能力やストレスを開放してくれると考えています。

著者・思考の整理家 鈴木 進介

フォローしてくれたらモチベーション上がります! ◆YouTube http://www.youtube.com/user/suzukishinsueTV ◆メルマガ https://www.suzukishinsuke.com/sns/