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米Venmoの個人事業主支援について

こんばんは、米国のVenmoが個人事業主に向けたビジネス支援ツールを提供することにしたようです。当該施策は7/1にβ版としてローンチ、日本でいうとfreee+BASE+Paypayのような感じで日本にとっても示唆に富む部分が大きいと思われます。
自社のもつコミュニティを個人事業主に開放して活用しうるツールを提供することで、自社コミュニティをコミュニケーションツールからエコシステム形成へ発展させようとしている点は非常に面白いと思います。
http://blog.venmo.com/hf2t3h4x98p5e13z82pl8j66ngcmry/2020/6/30/venmo-pilots-new-tools-for-sole-proprietors-with-the-introduction-of-business-profiles

<Venmoって??>
・決済&送金機能を提供するアプリで、個人間のやり取りに強み。Paypalの子会社
<今回のビジネス支援ツール>
[内容]
・個人事業主にビジネスプロファイル機能を展開、下記の施策を利活用可能に
 └支払の受付;P2Pの決済/送金機能を活用して事業決済を可能に
 └マーケティング;Venmoコミュニティ(約5200万人)に対する認知拡大
・開始当初は取引手数料なしでスタート
 └時期は明示ないが最終的には1.9%+0.10USDのトランザクション手数料を徴取するとのこと
[背景]
・米SMBの75%以上が個人事業主であり、市場規模が大きい
・自社の持つ決済/送金機能をコアとして、ビジネス支援を行うことで既存銀行などに流れている手数料を獲得

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