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短歌 新作7首 『ダイアログ』

同じ国に生まれた僕らは、同じ言語で対話する。
それなのに、気持ちはいつもすれ違ってばかり。
心配してほしいときに限って「大丈夫」と強がってみたり、「どうしてあんなこと言っちゃったんだろう」と自分の言葉を悔いてみたり。
本当に伝えたいことは、いつも声にできなかったりする。

それでも僕らは、対話をあきらめない。
すれ違いや間違いを何度も繰り返し、振り返りながら、長い年月をかけて、心を通わせる。

そうしていつのまにか、まるで重荷をそっと下ろすように、本心は軽やかな言葉となって相手へ届く。

そんな気分を、7つの短歌で書いてみました。

第一歌集『愛を歌え』には収録されていない新作です。
もしも気に入っていただけたら、ぜひ『愛を歌え』も読んでみてくださいね。
あの俵万智さんが帯文で「今を生きる愛の名言が、ここにある。」と太鼓判を押してくださった、295の短歌で綴った物語です。


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歌人のスズカケ シンです。57577の短歌を書いています。ワタナベエンターテインメント所属。著書は歌集『愛を歌え』(青土社)https://amzn.to/2FJWWnv エッセイ集『ゲイだけど質問ある?』(講談社)https://amzn.to/2z3FcQL 他。

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コメント1件

伝えた言葉は形を結び擦りきれ形を変えていくけれど、伝えられなかったあの言葉は原石のまま胸に甘く残っている…

ふとそんな事を考えていたところに、鈴掛さんの歌が刺さりました。
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