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2021年のマイベスト短歌

早いもので今年もあと数時間。
みなさんにとってどんな1年でしたか?

僕は10年ぶりの引っ越しで広い部屋に移り、昨年よりも更に在宅の時間が増え、1年の大半をこの部屋で過ごしました。
その影響か、疎遠になった人がいたり、反対に、以前よりも絆が深まった友人もいたり、他者との距離感をより一層考えさせられる1年でした。

そして、今年詠った短歌のほとんどが、この部屋で生まれました。

今回は、2021年に詠った短歌の中から、マイベスト短歌5首を選びました。
背景の画像は、先日バルコニーからiPhoneで撮影したオリオン座。
来年もみなさんにとって幸福な1年になりますように。

語彙力を注いで君ができるだけ深く傷つく返事を探す

雨なのか涙なのかはわからないわからなくてもいいラストシーン

飲みかけのグラスの載ったテーブルがまだ濡れている、まだ大丈夫

明け方にベッドシーツを散らかしてそれから愛の話をしよう

いつもよりきれいに掃除した。僕は君のことが好きなんだと思う。


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