短歌 新作9首 『一筋の光』
目まぐるしい情報。
賑やかな喧騒。
他者の存在を感じて安心したり、名前も知らない無数の他者に押し潰されそうになったりもする。
けれど抱き合っていれば、人も、街も、言葉も、未来も、すべてに目をつぶって眠りにつけた。
そんな気分を、9つの短歌で書いてみました。
第一歌集『愛を歌え』には収録されていない新作です。
もしも気に入っていただけたら、ぜひ『愛を歌え』も読んでみてくださいね。
あの俵万智さんが帯文で「今を生きる愛の名言が、ここにある。」と太鼓判を押してくださった、2