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簡単!思考トレーニングで夢の実現に近づこう

お元気ですか。StartingPointの鈴木敦子です。

今回は、考え方の視点や行動の選択肢を増やす「思考トレーニング」をご紹介します。

小学生のチャレンジと3次元アリ

宇宙航空研究開発機構(JAXA)が、13年ぶりに宇宙飛行士を募集したニュースをご存じでしょうか。これに、宇宙飛行士を夢見る福井県の小学生が応募しました。

応募資格を満たしていないために選考外となりましたが、小学生のもとにはJAXAから将来へのエールやアドバイスが書かれたメールが届いたそうです。満面の笑みで「応援されているような気持ちになった」と喜んでいる様子が報じられていました。

宇宙飛行士の募集に福井県の小学1年生が“挑戦”…エントリーシートにぶつけた熱い思いにこたえたJAXAからの返事とは

この体験で小学生は、宇宙飛行士になる夢がより身近に具体性を持って感じられたことでしょう。夢を後押ししたJAXAのみなさんの関わりが、素晴らしいですよね。

「応募資格を満たしていないから諦める」ではなく、何か出来ることはないかと考え、行動するのは、大きな分岐点になります。

このニュースを知り、私は宇宙飛行士・野口聡一さんの著書『宇宙においでよ!』に書かれている「3次元アリ(蟻)」のエピソードを思い出しました。

もしアリが前後にしか歩けなかったら、動線上に石を置かれるとそれ以上進むことができません……これが 1 次元アリです。そして 2 次元、つまり前後に加えて左右にも移動することができれば、1次元アリには進めなかった道も移動できます。ですが、これも左右に長く石を置かれるといずれは行き詰ってしまいます。 では、前後と左右に加えて、上下にも移動できるようになればどうでしょうか?
どこに石を置かれても、その上に上ることができるので進めるようになるでしょう。これが 3 次元アリです。(『宇宙においでよ!』より引用)

夢の実現に近づく!思考トレーニングで「視点を増やす」


このお話に出てくるアリはたとえのお話ですが、石(困難なできごと)に対し、アリが視点を変えて移動の選択肢を増やしていく様子がうかがえます。

今までの常識にとらわれず、視点を切り替えて「どうしたらいいだろう?」「こんな方法はどうかな?」と考え、実行していくことが、未来を切り拓いていくんですね 。

視点や選択肢は、思考トレーニングのくり返しで増やすことができます。

思考トレーニングは簡単です。

Q:それは本当か?
Q:ほかの選択肢はないのか?
Q:●●さんだったらどうするか?

(自分とは異なる意見を持つ人をイメージするのがポイント)

以上のことを、自分に問いかけていきましょう。

思考のトレーニングで認知バイアスを意識しよう

私たちの思考には、偏りがあります。この偏りは脳の仕組みが生み出しています。

脳には、たくさんの情報が届けられます。その中から私たちは、リアリティと臨場感が最も強い情報に注意が向くようになっています。反対に、注意が向かなかった情報は関心のフィルターを通り抜けてしまい、見えませんし、気づきません。

つまり、とある事象を「知っている」か「知らないか」だけではなく、「知らない」ことすら「知ること」ができません。これを心理的ストコーマ、あるいは認知バイアスといいます。

思考のトレーニングは、自分が持つ認知バイアスを意識することにもつながります。「本当にそうかな?自分の思い込みではないかな?」と、自分に問いかけていきましょう。

自分だけでは気づきにくいことに気づけるようになるには、第三者の協力もおすすめです。


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