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オトナのタイムトライアルを走ってみた(2019年6月)

中学の頃は中距離、高校の頃は短距離ランナーだったのに、ハーフマラソンを走れるようになったら他のハーフマラソンにもちょいちょい出るようになりました。そしてフルマラソンを完走できるようになってからは「フルマラソンも半年に1~2回ぐらいの頻度なら全然ありだな」と思うようになりました。

え?2019年はフルマラソンで5大会ぐらい出てた?そうでしたっけ?

まあそんなわけで、「どの大会に出ようかな?」と考えるときに、まず「エントリーしてもいいかな?」と思うフルマラソンの日程をExcelカレンダーに入力し、次に「エントリーしてもいいかな?」と思うハーフマラソンを入力します。

そこからカレンダーとにらめっこして、「北海道でマラソンかあ…」「新潟シティマラソンと富山マラソンの日程が近いじゃん…」「NAHAマラソンと大阪マラソン被っとるやんけ」「東海市ハーフマラソンのハーフの部、NAHAの1週間後だからたぶん無理」「残念ながら2019の鈴鹿シティマラソンは…😢」「新春矢作川マラソンは1月3日だからセーフ」などと脳内会議しながら色々と調整するようにしています。

2019年は1月に矢作川と名護のハーフマラソン、2月に昨日書いた熊本城マラソン、3月はナゴヤシティマラソンにエントリーし忘れていたので穂の国豊橋ハーフマラソンというように、暖かくなるまでは精力的に大会に出ていたわけですが、その反動で4月と5月はノーエントリーでした。

そんな折、「オトナのタイムトライアルを6月にやります!」というお知らせをTwitterでキャッチいたしまして。「たまには5000mも面白そう」「しばらくトラック走ってない」「7月の函館マラソンに向けていい練習になるかな…」ということでエントリーと入金を済ませ、いざ東京へ。

世間一般のマラソン大会だと、参加者がスタート地点に集合して、号砲とともに一斉にスタートしてゴールに向かうわけですが、オトナのタイムトライアルことOTTは競技場のトラックでレースをするわけです。全員が全員同じ時間にヨーイドンしてもごちゃごちゃするだけだと思われるので、目標タイムごとに組分けをして、組ごとにスタート時間をずらしてランナーのタイムを計ります(それでも1組で60人近くになるわけでしたが…)。

その時にちょっと失敗したなあと思ったのは、私、OTTに出るまで5kmのマラソン大会に出たことなかったんです。「日間賀島さわやかジョギング大会」の時も「鈴鹿シティマラソン」の時も、エントリーしていたのは10kmの部。鈴鹿のベストが45分ぐらいだったので、単純に2で割ったタイムを目標タイムとして申告したんですが、組分けされたのは2組目。1組からだんだん数字と参加者のレベルが上がっていく方式なので、思いっきり最初のほうで走ることに…。

私の記憶の中にある記録会とOTTで違う点がいくつかあるわけですが、主催する側も参加する側も熱意が違うとでも表現すればいいんでしょうか。そして主催者の横のつながり(?)が凄いのなんの。

ペースメーカーがつくこと自体もOTT独特なのですが、箱根駅伝の出場を目指す現役の大学生だったり、学生駅伝や実業団駅伝で主力として活躍した選手だったり、とある元市民ランナー…のそっくりさんだったり、トレイルランで世界一になった上田瑠偉選手が走ったり(組が違ったのでコースサイドで眺めるだけでした)
。それに加えて応援のボルテージも凄いのなんの。

肝心のレースはというと、5000mのペースがどんな感じか分からなかったこともあって、ペースメーカーについていけばいいやと思っていたら、いつもより速いペースで走っているのに体がまだまだ動きそうだったので、ペースメーカーをの前に出て先頭を狙うという走りに変更。先頭には結局追いつけそうで追いつかずじまいでしたが、本当に気持ちよく走ることができました。

…と、ここまで長々と書いておいて今更なんですが、Youtubeに動画があるので、実際のOTTの雰囲気は動画のほうが伝わるかもしれません。私はあまり映っていないけれど。とりあえず百聞は一見に如かず。

今年も5000mがあればエントリーしてみたいなあと思いつつ、2月末の1マイルレースにちゃっかりエントリーしています。東京五輪用のサブトラックで走れるらしいのでこれはこれで楽しみです。

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