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【4/2更新】スージー鈴木新刊『弱い者(もん)らが夕暮れて、さらに弱い者たたきよる』(#よわよわ)の感想を著者自らまとめていきます(新着は下に重ねます)
大好きなスージー先生の新刊いっき読み。 音楽小説やけど…取り扱う内容は1980年位に漂っていた、あらゆる種類の差別です。1990年代の私の地区の話でもあり、2024年の私の地区の話みたいにも感じました。いいたくないけど、差別は無くなってない。 「めっちゃ頑張って書きました」とスージー先生がおっしゃってる意味が読んでみてよく分かりました。ここまで書ける?ゆうくらい、深く重い内容(しかし、ユーモアも含む)で、ここまで書ききるのは相当気力いった思います。やけど、書ける人がかかなあか
【新刊「世界一早い手売り会」開催の件追記】スージー鈴木のレコード研究室Vol.18「青山ブギウギ~笠置シヅ子ナイト」(1/24)
【1/8追記】どうやら間に合いそうなので、本イベントにて、スージー鈴木の2/1発売の新刊『弱い者らが夕暮れて、さらに弱い者たたきよる~OSAKA MOTHER’S SON 1980』(ブックマン社)の「世界一早いサイン本手売り会」を開催します。発売日の一週間前に読みたいという奇特で伊達で酔狂な方は、ぜひお越しください。 以下、イベントの詳細です(↓) 南青山BAROOMの極上音質でレコードを聴き、音楽を語る、音楽評論家スージー鈴木のイベントシリーズ「レコード研究室」、Vo
【8/29開催】スージー鈴木のレコード研究室vol.14「イントロの音粋『レイト70's vs アーリー90's』feat.藤田太郎!」のご案内
さて、店内改装で1回お休みとなった「スージー鈴木レコード研究室」ですが、満を持して第14回を、来たる8月29日に開催します。 今回は。前回好評を博した「イントロの音粋」のパート2として、またまた、最近テレビやラジオでおなじみのイントロマエストロ・藤田太郎さんをお招きします。 ちなみに前回の様子/選曲はこちら。 今回も対決形式です。「レイト70's」(75~79年) vs「アーリー90's」(90~94年)のイントロ対決。何をどうやって対決するかは、当日のお楽しみ。もちろ
【いよいよ明日6/27開催】スージー鈴木のレコード研究室(13)「飛ばしたく"ならない" 80’sギターソロナイト」のご案内
南青山BAROOMの最高音質空間でレコードを聴きながら音楽を語る、スージー鈴木プロデュースのイベントシリーズ「DISK-Over Session」が、今回よりリニューアル。新たに、ベタに「スージー鈴木のレコード研究室」として新装開店します。 その第1回、トータルで13回目の今回は「飛ばしたく"ならない" 80’sギターソロナイト」(6/27火19時~南青山)。「ギターソロを飛ばすリスナーが増えている」という噂が広がったのが、確か昨年の今ごろでしたが、今回は「飛ばしたく"なら
小説『ラスト・シングル』~もし、あの音楽家が最後にもう1枚シングルを出していたら~ 第3話:ザ・シルバーキャブズ『Far from you, Far from over』
はじめに:今はなき『水道橋博士のメルマ旬報』に5話ほど連載した「ドキュメント小説」です。あと4話すでに出来上がっています。ご興味ある方はお気軽にご一報ください。 1.1967年の秋。横浜磯子生まれの吉田未知男は、本来なら学生生活を謳歌しているはずの高1にもかかわらず、学校を最近、休みがちになっている。 休んで何をしているのか? 米軍基地を回っているのだ。横須賀、座間、相模原、厚木、上瀬谷……国道16号線沿いの「ベース」を、バンマスの運転するクルマに楽器を積み込んで、ひたす