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noteの経済圏を活性化させるには休眠口座を動かさないといけない。

総額6000億円

宝くじの当選金額じゃないですよ。
この金額は日本の休眠口座に眠っているお金だそうです(18年・金融庁)

休眠口座って何かと言うと
10年以上、入金や出金などの取引がない預金口座のことです。

うんうん。あるよね。
国民平均1人あたり6~7口座を保有しているそうなので
休眠口座は誰もが保有している可能性はあります。

すでに存在を忘れているものや、引き出しできない金額のもの
亡くなった方のもの、名義変更されてないものなど
そんなお金が6000億円も眠っているなんてもったいない話ですよね。
でも2019年1月からこの休眠口座の一部を国が管理し社会事業費として活用することになりました。

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「あぶない!あなたの資産が奪われる!」
「動いていないとはいえ個人のお金を勝手に使うな!」
など否定的な意見ばかり目につきますが
ボクはこの取り組みは非常に意義のあることだと思います。

だって動かないお金なんて死んでるのと同じですやん。

使えないお金は死んでるのも同じ

そもそも資本主義という経済の中で
一か所に留まっていることに価値があるなんて可笑しな話です。
動かしてナンボ。
そんなもんに価値なんてないですよ。
お金は動き廻ってくれないと経済は活性化しない
その価値といろんなものに交換していかないとただの紙切れですからね。

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お金ってお金そのものに価値があるんじゃなくて
動かしてこそその真価が発揮されます。
この休眠口座に眠る6000億円も死んで動かないのなら
動かしていく方が、社会として健全だと思うので
この取り組みは素晴らしいことだと思います。


…というここまでが前振りで。


ここからが本題。

実はnoteもこの休眠口座と同じ現象になっているので
非常~に勿体ないって事が言いたい!


noteでは売り上げが1000円以上にならないと出金できないので
理論上1000円以下は無価値になっちゃってます。

noteは表現の場であって
収益を得る場所ではない、または得られなくても良い、
と考えているクリエイターさんが多いと思いますので
「1000円貯まらないと出金できないシステム」については
ごちゃごちゃ文句言う方はいないと思います。


現にボクもそう思っています。

ただね、ボクが言いたいのは出金どうのこうのってことじゃなく
それじゃあ「死に金」になってるよ。
…ってことが言いたいんです。

休眠口座と同じでせっかく稼いだお金も使えないんじゃ意味がないし
この無価値に価値を持たせることが大事なんじゃないのって話です。

出金手数料やらなんやらで
最小出金単位を1000円に設定するのは構わないんですけど
だからといって最小出金単位以下はゴミになるのは別問題


これじゃあnoteはお金が回らない経済圏といっしょです。
お金が回らないってことは不景気ってこと。
このままじゃnoteはずっと不景気になっちゃう。

日本の休眠口座は6000億円でした。
noteの休眠資産はいくらあるんでしょう…?

ここを解決してこそnoteの発展に繋がると思うんですよね

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noteを活性化させるには…?


ここからnoteの死んでる休眠資産をどうやって活かせばいいのか
考えてみます。
例えば
出金はできないけどサポートはできるようにする。

現在はサポートするには
クレジット決済携帯料金と同一決済のどちらかしか選択肢がありません。
これがサポートや、売り上げで貯まったお金を使うことができれば
もっともっとサポートが活発になってnote自体も活性化するはずです。

サポートを頂いた方の多くが
サポートを頂いたことは「価格以上の喜びがある」とnoteの中でもたくさんの方が記事にしていますので、もっと気軽にサポートし合えることで間違いなく感動や喜びの輪は広がっていきアクティブユーザーが増えるのは間違いありません。

100円のサポートに対し100円以上の価値を見出せているのは
noteという経済圏においてサポートシステムが機能している証拠。
これをもっと身近に利用できるようにしないと勿体ないですね。

そしてなんといっても
noteを続ける上でサポートはクリエイターさんの強力なモチベーションにもなっていますのでサポートが広まる事はnoteが活性化する上で欠かせない要素だと思います。

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同じように
出金はできないけど有料記事を購入できるようにする

これも同じ了見で、他のクリエイターさんの有料記事を購入する場合、
貯まった(稼いだ)お金を使うことができません。
これを使えるようにするだけでnote内の経済圏でお金が回るようなります。出金できなくても1000円以下で欲しかった情報を買いたいと思う潜在需要は結構なものだと思いますよ。

稼いだお金で新しい知識を買うというサイクルは
クリエイターの創作活動を継続させる仕組みとして重要な事だと思います。良いクリエイターほど自己投資に惜しみなく資本を投下するので双方にとっても良い刺激になると思います。


優秀なクリエイター集団になる


後は「寄付」をできるようにする。

これはnote内でお金を回すという事ではないんですけど
レジ横にある「おつり募金」のような感覚で
本人の意思表示次第で寄付に回せるようにすればお金を滞留させることなく有効に動かすことができます。

自分にとってはあまり必要としない100円であっても
ところ変われば100円以上の価値を生み出します。
note内では価値のない900円かもしれないけど
noteの外に出れば900円以上の希望に変わる可能性があるわけです。

必要としているところへお金を動かすという経済システムは
継続性という側面から見てもとても意義のあることだと思います。
単なる支援ではなく継続できる支援システムを実装しているプラットフォームでカッコイイと思うなぁ。

寄付金控除等_領収証

自分が人にプレゼントをして喜んでくれる様子を見て幸せな気分になれるように「他人のためにお金を使う方が幸福度が高まる」という実証実験もあるようにクリエイターにとって社会貢献できる場を持つことは自身の創作活動の質を間違いなく上げてくれる要因になりますよね。

なにより
社会貢献しているクリエイターが多い経済圏(note)があるって
素晴らしいことだと思いますよ。
ここら辺は「クリエイターズファースト」を掲げる上で今後
他のプラットフォームと比べ重要な差別化になり得ると思いますけどね。


最後に…


誰もが保有している可能性があるnote休眠預金
お金は動かしてこそ真価を発揮するので
貯めておくことはnoteにとってもマイナスでしかありません。


クリエイターファーストをきれいごとにしないnote運営を考える上で
1000円以下の出金できないお金を無価値にしない事がnote発展のポイントになってくるんじゃないかな…。

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