ジャンプ漫画に見るチーム論
週刊少年ジャンプ。
週刊少年誌の中で売上No1。
「友情・努力・勝利」の言葉に代表されるよう、王道のストーリーが展開されるアツいバトル漫画は健在ですよね。
ジャンプは個人バトルもさることながら「チーム」でのバトルも醍醐味です。
今回は自分の興味のあるチーム理論とジャンプを絡めて考察していきたいと思います。
「強いリーダー」から「個の組み合わせ」へ(ドラゴンボールからワンピース)
ジャンプ漫画では色々なチームが出てくるのでどれにフォーカスするというのも絞りきれないですが、
分かりやすいのが「ドラゴンボール」と「ワンピース」かなと思います。
ドラゴンボールで有名なセリフは「オラ、ワクワクすっぞ!」ですかね笑
強い相手と戦うとワクワクする、修行して強くなる。
仲間たちと協力して敵を倒すのは他の漫画と変わらないですが、最後に決めるのは主人公の孫悟空です。
他のメンバーを引っ張るカリスマ性・強いリーダー像が見て取れますね。
対してワンピース。
強敵と戦う時に最後に決めるのは、こちらも主人公のルフィです。
象徴的なのは記事にもある「(メンバーに)助けてもらう」、チームのメンバーの協力を前提としている点だと自分も思っています。
ルフィは性格が適当ですし、それぞれのメンバーが持っている「航海術」「料理の腕」「医療技術」など特殊な技能は持っていません。(悟空も適当ですけど笑)
持っているのは「海賊王になる」「世界で一番自由なやつが海賊王」という強いビジョン、メンバーを信じて任せる姿勢、チームで一番の強さ。
ワンピースがヒットしたのは、「メンバーの個性を尊重してチームを作っていく」時代に合っていたのもあるのかもしれませんね。
どのようにチームに貢献するか?(黒子のバスケ)
「黒子のバスケ」は「個性」がテーマの1つかと思っています。
自分は途中までしか読んだ覚えがないのですが()選手の技の派手さ、それでいて王道の少年漫画らしいアツい試合展開が大味だと思っています。
こちらの記事で印象的だったのは最強選手集団「キセキの世代」が、個人プレーだけでなくチームプレーに目覚めていく過程です。
どのようなチームでもパフォーマンスの高いメンバーの生産性・力・影響力は大きいものです。
下手したらそのチームは、花形プレイヤーが抜けたら成果がガクンと落ちる可能性もある。
それが「チーム」にいることで、力が二倍にも三倍にもなる。他のメンバーと相互に作用することで、チームでより大きな成果を生み出すことができる。
それが「チーム」であることの醍醐味・意義であり、キャラクターの成長に重なって1つのドラマになるのでしょう。
まとめ
記事を書いていて楽しかったです笑
少年漫画に書かれているチームのあり方は普遍的なもので、仕事でも参考に活かせる部分があることでしょう。
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