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諏訪道彦のスワラジ#

 文化放送超A&G+毎週水曜日16時、その週の土曜日22時FMトヨタで放送中「諏訪道彦のスワラジ」2月19日のゲストは先週に引き続いて株式会社KADOKAWA代表取締役副社長・井上伸一郎さん。先週は井上さんの出世物語をお聞きしたのですが、実はこの2週目が井上さんの本題。映画「Fukushima 50」のパブリシティ活動、それがエグゼクティブプロデューサー井上さんの今の仕事の一つです。ボクらもそうですが劇場版全国公開を3月6日に控えた今の時期は、やるべき事なすべき事が数珠つなぎであって本当に忙しいのは当たり前です。そんな時期にラジオに来てもらってたのです。
 というわけで番組ではその企画のスタートから撮影時のお話など、次から次へと興味深いお話を聞いていきます。なんと言ったってあの311からまだ9年なのですから、ボクもアシスタントの川上ゆきさんもそれぞれ記憶にある物語なのです。それを一本の映画としてどう描くか、そしてどう受け手お客さまに観せていくのか、課題が大きすぎてちょっと想像もできません。劇場で何度か予告は目にしていますが、リアルなシーンの連続にいちいち言葉を失います。これはもしかして観てない今が一番語れてしまうのかもしれません。
 原作は門田隆将「死の淵を見た男 吉岡昌郎と福島第一原発」。井上さんに聞くと出演者のセリフはまさに現場で発せられたものが多いとか。そのモデルというか現場の当人たちがこの映画を観た時、自分の記憶と重なってフラッシュバックしたそうです。決して共有できないその想いを感じるだけでも、東日本、いや日本全体が体験したこの厄災に対して必要なことかと思います。
 ぜひラジオの井上さんのお話をお聞きの上、「Fukushima 50」の公開をお待ち下さいね。あとタイトル後の数字はスワラジ放送回数、今後ラジオの話の時はこの数字をつけていきます。写真は海外メディアがつけたという映画タイトルの由来、予告映像の一部写真です。

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