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理想の英語の授業を考える Part5 理系学習のために英語を学ぶ

こんにちは、これが95本目の記事となったすうじょうです。さて、今回はなんと3日ぶりに理想の英語授業を考えるシリーズの続編を書きたいと思います。今回は、前回のように間が空かずに書くことができました。自分の専門というか知っている理系の話だからだと思うのですけどね。今回は大学生・社会人編その2として、理系大学生への英語教育について考えていきます。これは、あくまで私個人の意見で他にもいろいろな意見があっていいと思います。また、私は教師ではないので、元理系の大人からの意見であることを注意してください。

理想の英語授業について、これまでの記事は以下にのせておきます。

科学を英語で理解する

次は、高校までのやや高度な英語教育を前提とする大学生・社会人の際に必要な英語教育のうち、英語が必要だと言われている理系の方全般を対象に大学の教育で必要なことを考えます。ここでの前提は、英語を特に専攻していない理系大学生ですから、英語が得意な方だけでなく、不得意な方もいると思われます。しかし、単語と文法についてある程度理解し、簡単な小説、学術的な文章は読めるものとします。リスニングは苦手かもしれないけれど、ライティングは、少々できる程度。スピーキングでは、ごく簡単なプレゼンを英語でできる。これらを前提とします。少しレベルが高いように思われる方もいるかもしれませんが、これはここまで私が考えた理想の英語授業の上での話であることと大学入試が問うている能力はおおよそこの程度だと思われるということを一応言っておきます。

ここでは、目標は英語で書かれた論文を理解できて、かつ文学的な作品も多少であれば楽しめる、コミュニケーションが上手にできることを目標とします。ちなみに、私は理系の人間ですが、あらゆる学科を経験したわけではないので、以下の内容は勝手にこんな感じがよいかなと妄想した内容であることを言っておきます。文系の時とは異なり、ここでの学生は英語が好きで意欲があるものもいるが、おおよそは使う必要性に駆られていて学んでいるものとします。文法の学習は高校の内容の復習に加えて、より使える表現、日本語との語学的な違いに注目して学んでいきます。文法等のカリキュラムの一部は以下のようにするのを私は想定しています。

高校の文法の概要
時制のイメージ
前置詞の活用
基本動詞の活用
法助動詞
仮定法
英語と日本語の世界観
文学の中の英語
論文の構成と使える表現
科学系論文の中の英語
研究発表における英語

このカリキュラムは理系が英語を視野を広げ海外を含めた論文を読んで理解できるようにするため学ぶときに何を学ぶのかを自身の経験も照らし合わせながら想像しました。ここで、教えるのは最初の部分は講師でも問題ないと思いますが、それ以降は英語ではなく理系分野が専門の方でないと知識がなく不可能だと考えています。また、内容もきつく前回の文系のときほどではありませんが、学習は容易には進まないと思っています。しかし、それは学問という性格上、当然だと考えています。高校までのように軽い気持ちではダメだと思っています。英語が必要だから学ばなければとう精神が必須です。また、理系なので、高校までで書いた内容と同様に、文法用語等を暗記せずに理解して使えればよいと考えています。文系のように歴史的背景や文法的構造は自主的に学びたい人がやるべきだと思っています。そして、論文や発表に対応できるように、語句特に科学系のものを大幅に強化する必要があると思います。専門的で学術的な単語やかたい表現・言い回しを知っておく必要があります。TOEFLレベルの語彙も一部必要でしょう。また、理系問と口に言っても学科や学部によって、専門が異なり、求められる語彙の一部が異なってくると考えています。とはいっても、理系全体で共通して必要な語彙もまた存在すると思います。また、英語で文学を楽しめるようにするのも目的の一つです。そもそも、本をあまり読まない方が多いかもしれませんが、本は人生を豊かにしてくれるものの一つだと考えており、重要だと思います。

そして、これ以外で4技能のうち、リスニングは生徒が独自で取り組むか、大学側が機会を用意するべきだと考えています。しかし、リーディング、ライティング、スピーキングについては大学のカリキュラムでの教育が必須だと考えています。また、外部試験である英検、TOEICを活用して練習して鍛えていくのがベストだと思います。また、TOEIC満点に近づくような人はさらに高いレベルでの習得を目指し、TOEFLの学習および受験をしていけばよいと思っています。他にも試験として様々なものがありますが、それについては各自の判断でやるべきだと考えています。大人ですから・・・また、日々の世界の時事問題について、会話・英作アクティビティを自分で行うことも練習になると思います。また、英字新聞を読む、海外ニュースを見る、TEDTalkや有名なスピーチを見るというのもある程度語彙や能力をつければ可能だと思います。

大学で英語をツールとして利用できる学生の授業を考えるときは、全体として、教養あるグローバルな人間を育てることを考えました。将来、海外で働くことのできるような人材育成も一応目的に含んでいます。そして、単語・表現の暗記が特に大変だと思います。かなり強化する必要がありますから。まあ、このくらい大学に行くならばやらないとという考えのもと組み立てました。前回とは異なり、このカリキュラムの場合、大学の学びと遊び、恋愛を両立することはできると考えています。ただ、理系は専門によっては男女比のバランス的に困難であるかもしれませんが・・・

今回は、気づいた方がいるかもしれませんが、前回の記事に加筆修正をして書き上げたので、かなり労力を削ることはできましたが、内容はきちんとしたものになっていると思います。理想の英語の授業を考える5つ目の記事で、大学で理系の方の教育について考えました。この続編としていつか社会人について書く予定です。では。

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