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【本紹介】やり抜く人の9つの習慣

目標達成に必要なのは才能ではない。ある種の思考や行動パターンが成功へと導いている。120ページ程度の薄い本の中には、私のような凡人でも目標を達成し「成功者」となるために必要な方法が詰まっていた。

挫折してしまいがちな人だけでなく「自分を変えなければ」と思っている人にはぜひ手に取ってほしい一冊だ。通常の本の半分以下のページ数のため、読書すら挫折してしまう人にもおすすめである。

しかし、本を手に取ることをハードルのように感じる人もいるだろう。そこで、さらに本の内容を凝縮しまとめてみることにした。


3つの行動と6つの思考

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この本には、物事をやり切るために必要な9つの習慣が重要であると述べられている。

私が読んだなかで気づいたことは、やり抜くため重要なことは大きく2つに集約されるということである。それは行動と思考だ。行動については、事前準備に関するものが3つ。思考については、実行中のマインド関係が6つ。合計9つを習慣として説いているのだろう。

行動と思考について、それぞれざっとまとめた。


行動=事前準備

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やり抜くために必要な事前準備は

1. 目標を具体化する
2. 行動計画をつくる
3. 目標までの距離を意識する

の3つである。以下にそれを実行するための方法を示す。

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1. 目標を具体化するには
A. どんな状態が達成したと言えるか?
B. 得られること、達成への障害となること

2. 行動計画の作り方
A. if-thenプランニング
 →「〇〇になったら、△△する」のように条件と行動をセットにする
B. 障害への対処法を考えておく

3. 目標までの距離測定
A. あらかじめ、フィードバックを行う頻度と予定を決める
B. 「これまで」よりも「これから」。あと何%やればいいかを測る


思考=実行中のマインド

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取り組んでいる最中に重要となるマインドは

1. 現実的楽観主義
2. 成長に集中
3. やり抜く力を持つ
4. 意志力を鍛える
5. 自分を追い込まない
6.「やめるべきこと」より「やるべきこと」に集中

の6つである。以下にそれらのマインドを身につける方法を示す。

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1. 現実的楽観主義
「できる」と信じる。しかし「簡単にできる」とは思わない。

2. 成長に集中
A. 失敗してもいいと開き直る
B.「今できること」より「今後できるようになりたいこと」を考える

3. やり抜く力を持つ
うまくいかない時は「自分の能力のせい」ではなく「自分の行動のせい」にする。自分がコントロールできる範囲に原因を見出すようにする。

4. 意志力を鍛える
A. 気が進まないけど やる価値のある、小さな挑戦や習慣を続ける
B. 憧れの人を思い出す

5. 自分を追い込まない
A. 大きな目標は1つに絞る
B. やめたいことは一度にスパッとやめる
C. 誘惑と出会わない環境を作る

6.「やめるべきこと」より「やるべきこと」に集中
代替if-thenプランニング
→「〇〇になったら、■■しない」ではなく「〇〇になったら、代わりに△△する」に変換する


まとめ

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何かをやり切ったという自信が欲しい。途中で諦めてしまったことを数えだすとキリがない。そんな問題を抱えている人は、この本にある行動と思考を参考に、成功者と同じ9つの習慣を身につけてみてはいかがだろうか。

 

同じ著者の別の本も紹介している。よければ読んでみてくださいな。


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