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子育てという名の修行?

自分が親になるまでは
子どもは親が支えて育てるものだと
あたりまえに思ってた。
でも、いざフタを開けてみれば
そんなきれいごとでは済まされない
真剣勝負のガチンコ対決だった。

観察してきて思うこと。
ひとりひとり特性を見極めていくことが
どれほど難しいことか実感している。
それに、親によって重要視するポイントが
大きく違うことに驚いた。
子育ては人の価値観が
色濃く出てしまうものなんだと思う。



子どもは成長していく中でいくつかの段階をふんでいく。

【2〜3歳 第一次反抗期】
自分でやるという自我が芽生える第一次反抗期。
「イヤイヤ期」や「魔の2歳児」と呼ばれたりする。

【小学3〜4年生 中間反抗期】
「ギャングエイジ」とも呼ばれる。
他者意識へと成長していく時期で、自己肯定感が揺らぎやすいときでもある。

【小学校高学年〜中学生  第二次反抗期】
「かまってくれるな!」という気持ちと、甘えたい気持ちが入り乱れて本人も家族も振り回されやすい時期。弱い立場の人にはやさしくできる一面も。


第一次反抗期

長男が2歳だったころイヤイヤ期に入ったけれど、意外と受け入れることができていて、思ったほどしんどくないなと感じていた。
けれど3歳が近づいてきたころには、
「長男がきらいだ。もう無理かも。」
そんなふうに感じることが多くなっていて、いっしょにいることがつらくて仕方がなかった。
今思うとノイローゼ気味だったのかもしれない。


子どもは成長の過程で親を試してくる。
どこまで甘えが許されるのか確認してくる。
子どもの成長とともに親も成長をしなくてはならなくて、それが思うように行かなくてもどかしい思いを何度したかわからない。
いやというほど無力さを味わって、逃げ出したくても逃げ出せない辛さもあった。
いや、ときには逃げ出したりもした。

そうやって、子どもの成長とともに親も頼ることや甘えること、力の抜き方を覚えていく。
助けられたり、助けたりを失敗を重ねながら覚えていく。

再接近期
マーラーという人が見つけた、愛着(愛情の絆)の発達の経過の中に、再接近期という時期があります。1 歳 3 ヶ 月頃から 2 歳頃に迎える、とってもツンデレな時期で、自 分一人でやりたいからほっといてほしいんだけど、絶対に お母さんが守ってくれなきゃイヤだから、そばにいてくれ なきゃイヤ。だけど絶対手伝っちゃイヤ。でも、できない のはもっとイヤ!
で、お母さんはいったいどうしたらいいんだい?と途方 に暮れる母子ともに大混乱の時期です。
思春期の反抗期って、こんな感じじゃありませんか?寄 らないでよってツンツンしてるのに、友達と喧嘩したり、 上手くいかなくて不安になったりして、子どもから寄って くる時にちゃんと話を聞いてあげないと機嫌が悪くなる。
なんだ、中学生って言っても、心の混乱ぶりは 2 歳児さ んと同じなのねって思ったら、ちょっと親の心が軽くなり ませんか?

Que sera sera ~け・せら・せら~ 心理士通信


親も成長途中であるということ

ちょっとした寄り添いがあるだけで、気持ちが楽になることがある。
自分だけではないと感じられるだけで、救われた気持ちになる。
暗闇の中にいるときには、小さな灯りが冷えきった気持ちを温めてくれ、「もう少し進んでみよう」と勇気に変わる。


中間反抗期

学校生活に慣れてくるこの時期は、気の合う友だちと集まって楽しく過ごすことが増えます。そして、次第に広がる仲間同士の絆が良い行動を起こすこともあれば、ひとりではやらなかったような冒険を引き起こしてしまうこともあるそう。それが「ちょっとしたイタズラ」や「少し悪い言葉遣い」などに表れるというわけです。
ギャングエイジ期は、対人関係の上手な間の取り方を学ぶ大事な時期です。この時期をうまく過ごすことができれば、子どもは社会や他人に関心を持ち、自発的に関わりを持とうとします。それは大人へと成長したとき、人とのコミュニケーションや社会生活の基礎となるはずです。

次男がいまその只中にいる。
何かにつけて悪態をつくようになってきた。
長男で経験したおかげで、なんとなく心の余裕が持てている。
憎めないかわいさがあるなと感じる余裕がある。
大きなことを言っていても、詰めが甘くて「ほうほう、そんなこと言っちゃって 笑」と思いながら微笑ましくみている。
そんな表情を出すと怒り出すので、表には出さないようにしている。
受容されるだけで小バカにされているように感じるのだろう。


第二次反抗期

長男がいま小学校5年生で、4年生のころとはちがう変化を感じます。
ひとりになりたがったり、スキンシップされるのをいやがったりします。
でも、イヤイヤ言いながらもまだまだ甘えたいところもあるようです。
自立と愛着の狭間で気持ちが揺れ動いているのを感じます。
なるべく口を出さないようにしていますが、「気にかけているよ」というメッセージだけは送るようにしています。
これからとんでもない反抗期が来るのか来ないのか、身構えずゆるく待っていたいなと思います。


現代のシステムの中で生活する人間は、便利で過保護な環境によって人間の「自律性」を奪われ、それを失いつつあります。
「感じること」、「待つこと」、「我慢すること」、「計画を立てること」「自発的に何かをすること」、「行動の意味を考えること」など、人間の能力の大切な幾つかは、すでに使わないですむようになっており、失ったものも多いと考えられないでしょうか。

子どもたちには基本的なことしか伝えてきてない。

•元気にあいさつをしよう
•話してる人に体を向けて耳を傾けよう
•受け取ってもらえるような言葉をかけよう
•自分の気持ちを考えてみよう
•自分の気持ちを伝えよう
•最初から頼らずに一度考えてみよう

あとはとりあえず愛嬌があればどうにかなるはず 笑


今日もあなたが心の安らぎと幸福感に気づけますように♪



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