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#3:40代転職/金融IT/2社目/2020年/後編

2020年に新卒から18年半働いた会社を辞めて転職した経緯を、前編(↓)に書きました。(前編は転職のきっかけから緊急事態宣言で転職が保留となるまで)今回は続きを書きます。

□2020年8月 モヤモヤ保留→内定

本命の会社から、中途採用の再開連絡が来るまで約3ヶ月。緊急事態宣言で転職が保留状態の4月~7月の間は、ある意味「時」が止まってました。もうこのまま転職はなくなり、ずっと今の会社で働くのかなとぼんやり考えてました。

その間、新年度で組織体制も変わり、コロナで在宅勤務や交代出社など新しい働き方になりました。加えて、前職では10名のメンバーをみる立場でもあったので、普段よりやることも考えることも沢山あり、一旦、転職活動は忘れて、仕事に没頭してました。

とはいえ、転職活動を通じて気付いた、自分のやりたいこと、仕事の適性、環境変化を求める気持ちなどを踏まえると、このまま今の仕事を続けるのは違うなー、とも考えていました。当時、考えたことや読んだ本などはさらに長々と書けるので、また別にぼちぼち書きます。

話がだいぶ逸れましたが、要は多少鬱々しながら連絡を待っている3ヶ月を経て、採用再開の連絡が来た時には、とにかく安心としました。そして改めて新しい役員さんとオンライン面接などを経て、8月に無事内定をもらいました。

今考えると、この3ヶ月のモラトリアム(保留期間)にじっくりと内省できたため、内定出た後にも、ほぼ迷うことなく転職に踏み切れました。それを踏まえると、今後また転職する機会があるかもしれない自分にも、これから転職をするかもしれない誰かにも、転職活動を活発化(動き出すと止まらない、やることや手続き、準備が多い)させる前に、できる限りじっくりモヤモヤすることをお勧めしたいと思います。

□2020年9月 退職

退職自体が初めて、かつ管理職ということもあり、退職を告げるタイミングや退職日決定から引継ぎまで、かなり右往左往しつつ対応してました。まあこの辺りはスマートにやり切るよりも色々と悔いなく、きちんと想いを伝えながら自分ができる精一杯で対応するしかなかったので、今振り返っても後悔や後腐れはないです。

ネット記事なども確認しつつ、マナーや手続きを粛々とこなし、一方でこれまでお世話になった人には挨拶や想いを伝える場を作ったり、転職活動の中で一番気を使い、気持ちも浮き沈みが激しい時期でした。ただ最後の1ヶ月は前職のキャリアの中で最大限に毎日を大切にして過ごしたので(やはり人ってこれが最後だと思うと本気度変わるなーとか思いつつ)、おかげさまで一切、思い残しがなくなり、10月からの新たな職場へ前向きに入れました。

「目の前のドアを開ける(新たな旅立ちをする)には、後ろのドアを閉じなくてはならない(P.155)」と、私の愛読書である、以下の本で読んだのですがこの経験からも実感しています。しっかりドアを閉じました。


以上が、転職での記録(後編)です。

□転職を振り返って

時系列にトピックを纏めるだけだと、あっさり決まったように見えますが、本当に前職を辞めて良いのか、辞めるにしても今なのか、転職先はここで良いのか、かなりの葛藤が渦巻く半年間でした。コロナで想定外に長い期間、悩み抜いて下した結論なので今はスッキリですが。

前段にも少し書きましたが、転職活動中に悩んだ記憶や読んだ本などは、当時書きまくったメモ(普段は書かない)を読み返しつつ、どこかまた別の記事で振り返ってみたいと思います。

長文、お読みいただきありがとうございます😊

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