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アルバイトが辞めたがらない職場を作る


こんにちはー!

今回は、わたしが現在の仕事で店長に就任してからいつも考えていることを書いていきたいと思います。

ですので、ちょっと内容がカフェに偏ります。ご了承ください。


結論から申し上げますと、基本的に楽しさを感じられる職場であればアルバイトはネガティブな理由では辞めません。(大学卒業で就職が決まっての退職や妊娠、遠方への引越しなどは別です)


ただ、この楽しさというのもたくさん種類がありますが、わたしが仕事に大して大事だと考える楽しさは、

・恵まれた人間関係における楽しさ

・自分を必要とされる楽しさ

・新しいことができる楽しさ

の3つです。
これを、わたしが二日酔いの日以外の勤務日は毎日意識してアルバイトや各店の店長とコミュニケーションを図り、仕事をしています。

二日酔いの日はダメです。頭を使うともう、ダメなんです。許してください。


どれが欠けてもネガティブ退職の理由となりうる可能性があります。わたしがアルバイトの時、この3つが揃っているバイト先を辞める時は寂しかったですので。

それでは一つずつ見ていきましょう。



〜恵まれた人間関係における楽しさ〜


はい出ました人間関係。

これはアルバイトとか関係なく、人類みな必ず抱えている悩みNo.1、THE人間関係です。


いうまでもありませんが、嫌いな店長やアルバイトスタッフと一緒に是非働きたいという人はいません。
逆に、仲良い人や尊敬する人のいるアルバイト先なら、是非一緒に働きたいと思います。

特に店長は出勤数も多く、どのスタッフも顔合わせる機会が多いので、店長は気を付けねばなりませんね。


この人間関係の問題を0にすることは難しいですが、それに近づけるためにもとにかく店長を含めたスタッフとのコミュニケーションが大切です。

店長ならほぼ現場にいますので、スタッフとコミュニケーションを取る機会が多いので良いですが、アルバイト間はシフト次第ですのでなかなか全体でコミュニケーションを取るのは難しいです。


そこでわたしはとても安直な考えなのですが、わたしのお店では月に一回、飲み会を開催するようにしてます。

これは本当に単純に、スタッフ間の自己紹介も兼ねて、仲を深めるためです。
シフトの時間によっては、長い期間ともに働いているはずなのに、会うのは始めてということもあり得ますので、一度はあっておいた方がお互いに働きやすいですしね。

それと本当に単純に、わたしが飲み会が好きというだけです(笑)


わたしが飲み会をしたいだけなのに、その日程や幹事はすべてアルバイトに任せます。

店長が幹事となって取り仕切るよりスタッフがやった方が色々と気を使い合うので、参加率も良いですし色々レスポンスも早いです。

さらにその幹事の子は全スタッフからしっかりと覚えられます。
しかもわたしは楽です。


ただ飲み会を月に一回やってるだけですが、他のお店に比べスタッフの退職率が格段に低いです。


特に飲み会にこだわる必要はないですが、みんなで集まる機会をお店で設けたりと、
とにかく人間関係という点では悩みをできる限りなくそう!という動きが必要です。

そういう動きは語らずともスタッフに伝わりますよ!(わたしは我慢できないので、みんな仲良くしよー!って伝え回っちゃいますけどね(笑))



〜自分を必要とされる楽しさ〜


↑でいくら飲み会で仲の良さを深めても、シフト上必要とされない時間だったり、ボーッとする時間が多かったりすると、この職場に自分がいなくてもいいんじゃないか?となってしまいます。

確かに、逆に楽に稼げるからとそういう職場を求める人もいますが、カフェでアルバイトをしたいと面接を受けてくれた子は、人や料理が好きだったり、何かしらの成長を求めている子がほとんどです。


これはある意味わたしは人間関係の問題よりも気を使っています。

仕事が肌感覚でできる人は、どんどん新しいことを教えて、最終的にわたしの代わりをしてもらいます。
ホール業務はもちろん、キッチンの仕込みや発注、新人育成までもです。
店長の代わりなので、これ以上必要な人材はいません。

ですが、これをなりふり構わず淡々と教えてしまうと、人間関係の楽しさという部分で不満を抱く可能性があります。
そりゃそうです。なぜわたしばかり責任の重いこと任せんねんと思うでしょう。

そこはしっかりと日頃の仕事ぶりを見て、あなただから任せられるということをしっかり言葉で伝えながらやっています。


わたしは基本、言動が軽い!とパートさんからお叱りを受けますが(笑)それでもしかるのも褒めるのもお礼も全て言葉で伝えますのでしっかり伝わってます。


みなさんに不快感なく読んでもらいたいのでこんな顔文字もなく絵文字もなく文章を打たせてもらってますが、本当人間的には軽いんですよわたし。
難しいな〜文章って。機会があれば動画とかも投稿してみたいですね!


話を戻します。

高校生など、始めてアルバイトをするという子は、基本的には仕事ができないことが多いです。

当たり前です。わたしなんて大学生で始めてアルバイトを始めましたが、お客様とのコミュニケーション以外は何もできない、覚えの悪いポンコツでした。

わたしはこの経験が濃ゆすぎて残っているので、始めてのアルバイトで緊張したり、何をしたらいいの?みたいな気持ちがすごい分かります。


これも仕事をできる人に店長の代わりをしてもらうのと同じで、
その子が何が長けてて、だから君が必要だということをしっかりと言葉で伝えるようにしてます。

例えばわたしと同じようにおしゃべりな子には、積極的に水のおかわりのお伺いに行ってもらいます。

重たいものを持ってきて欲しい時は、男の子にお願いします。

メニュー変更などでメニュー作成をする時は、女性やそういうのに長けた人に頼みます。


こんな感じで、だから君にお願いしてるの!というのを伝えてやってます。

で、一番大事なのが、やってもらったら絶対に「ありがとう」と伝えるようにしてます。

人間は承認を求める生き物です。
現代なんて、大昔と違って食べるものにも困らないし、お金も贅沢しすぎなければ大きく困りすぎることもない。

ですが承認、つまり自分を認めてもらうことは基本的に誰もが求めることです。


わたしもみんなから「ありがとう」と言われるために仕事をしていると行っても過言ではありません。

ですのでコメントに意味もなく「ありがとう」とコメントしてもらっても喜びます。
やっぱり嘘です。意味もください。



〜新しいことができる楽しさ〜


どの職もそうだと思いますが、時間が経ち仕事を覚えていくと、毎日が同じことの繰り返しとなり、マンネリ化してきます。

カフェでもホール業務は朝から夜までで業務を決めており(トイレ掃除や各消耗品の補充など)、キッチンも平日休日と仕込みの量は大体決まっているため、同じことの繰り返しにはなってきます。

アルバイトですとこれが退屈と感じ、それが原因で退職に到ることもあります。


かと言って、毎日仕事内容が変わるとそれはそれでストレスとなりますので、注意が必要なのですが、わたしの場合は、

「〇〇までできるようになったら、次は△△をお願いするね」

とある程度段階を踏んで仕事をしてもらってます。

もちろんこのアルバイトに仕事を任せることもアルバイトに任せています。

お前は何をしてるの?と言われれば、人に仕事を任せることが仕事で、それ以外はちょっと時間をいただかないと思いつきません(笑)


この流れでアルバイトに仕事を教えてると、すごい成長してくれますし、仕事のマンネリという理由の退職はなくなります。


ただ注意が必要なのは、接客がしたくてうちでアルバイトを始めたのに、急にキッチン業務を教えたり、接客とは遠い仕事ばかりを任せてしまうこと。

これは面接の時や、日々のコミュニケーションでその子の気持ちをしっかり抑えておくと良いですね。


以上です!

最後までお読みいただきありがとうございます!(^^)






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