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【サステナダイアログ#2】新しいチャレンジとは

こんにちは。Sustainable Weekの藤枝 樹亜です。
Sustainable Weekメンバーが毎回ゲストをお招きして、SDGsやこれからの社会について対話する企画「サステナダイアログ」。
今回は、Sustainable Weekの低回生3人、関根由夏さん、佐藤彩香さんとともにテーマに沿ってお話した様子をお届けします!
今回のテーマは「新しいチャレンジ」。新年度、新学期、新生活...と様々な言葉の前に「新」がつく時期には大きな目標を立ててみたり、チャレンジしたいことがたくさん溢れてくるのではないでしょうか?その反面、まだまだオンラインが主流の中で上手く行動に移せていないことも。

まずは自己紹介

佐藤:みなさん、こんにちは!本日ファシリテーターを務めさせていただく立命館大学食マネジメント学部2回生・佐藤彩香です。SWには昨年から所属し、地方創生や食課題解決の活動を行っています。
関根:立命館アジア太平洋大学2回の関根由夏です。SWには佐藤さんと同時期に所属しました。現在は、フードロスの問題について考える団体や先輩が運営している規格外野菜とファッションを掛け合わせたブランドのHPやSNSの担当をしています。放置竹林の問題にも興味があります。
藤枝:立命館大学経営学部1回の藤枝樹亜です。SWに入ったのは、大学入学前です!(詳しくは後ほど...) SWの他にも、いろいろなことにチャレンジしていきたいと思っています。

Sustainable Weekに入ったきっかけは?

佐藤:私と藤枝さんは附属校出身、関根さんはAPUというようにそれぞれ異なったところからSWに集まってきたと思うのですが、そもそもSWに入ることになったきっかけやどのような経験を通じてSDGsに興味を持ったのか教えてください。
関根:高校の英語の授業で、SDGsのどれか1つのゴールについてプレゼンテーションする課題を通じてSDGsの存在を知りました。SDGsの様々な資料を読んでいくうちに、日本のSDGsに対する意識をもっと向上させたいと思うようになり、目をつけたのが「企業のCSR部門」でした。CSR部門がある企業を増やし、業務を通じて利益と社会貢献のバランスを保ちながらゴール達成へ貢献できないかと考え、実際にCSR部門がある企業へインタビュー等も行いました。当時は、将来的にCSRコンサルタントになりたいと思っていたため、大学生でもSDGsについての活動をしたいなと思っていたときに、SWを知りました。何かをやってみたい、知りたいと思った時に積極的にコンタクトを取ってみたことで今があるので、後から考えてみると自分から動いて良かったなって思います。
佐藤:企業さんへのインタビューは、何か団体とかでやっていたのですか?
関根:いえ。ずっと個人で動いてきました。でも、企業へのインタビューとかできたのも高校生の特権だったのかなと感じています。HPに載っていないことを聞きたかったので、メールにはなったのですが、インタビューできて良かったと感じています。
佐藤:APUといえば。国際のイメージがあるのですが、SDGsや高校の活動を通じて興味を持ち始めたのですか?
関根:いえ。小さいころから英語や国際について興味はありました。でも、他の大学という選択肢もあった中で、もし、APU以外の大学にいっていたら、今の自分はあるのかなと思います。APUでの学びがいいのかどうか、私にもわからないですが、これも運命なのかなと思います。別の選択をしていたら、SWには出会ってもいなかったかもしれません。悩みすぎず、そのときそのときの環境で選択しているので、そこは自分の強みだと思います!できるかわからないけど「とりあえず」やってみるという精神は高校2年の転換期からはずっと持っています。
佐藤:SDGsを通じて自分も変わったというところがあるんですね。私も附属校でSDGsについて学んだことがきっかけで今があります。SDGsは社会を変えるとよく言いますが、自分自身を変えてくれるものでもありますよね。では、藤枝さんはどうですか?
藤枝:直接的なきっかけは高校3年生の終わりに参加した立命館Next Leader Programの中で、Sustainable Weekに興味があるということを言っていたら、顧問の上田さんからお声がけいただいたことです。Sustainable Week自体を知ったのは、コロナウイルスの影響でオンラインのイベントにたくさん参加するようになったことがきっかけです。その中でいろいろな大学生や団体を知ることができました。コロナウイルスはもちろん悪い影響もたくさんありましたが、自分にとってはいいこともたくさんあったのかなという印象です。
佐藤:SDGsに興味を持ったのはいつなんですか?
藤枝:高校2年生の時から選択授業を取ることができたんですけど、SDGsという名前の授業を取って様々なことを学んだのがきっかけです。
佐藤:附属校ならではという感じがしますね。
藤枝:そうですね。特殊な授業だったと思います。

コロナ禍での活動

藤枝:おふたりは昨年度入学されて、本当にずっとオンラインで授業を受けてきたり他の活動をされてきたり下と思うのですが、その中でSustainable Weekの活動はどのように行われてきたのですか?
佐藤:私はオンラインでサークルやボランティア団体を探していたところでSustainable Week を見つけたのが最初の出会いだったので、そういう意味ではオンラインも良かったところがあったと思います。最初はオンラインでいろいろ活動して、新しい団体に出会ってそこでの活動をはじめて、また新しい団体に出会って・・・というのを繰り返していました。最初から決めていたのは「大学1年生のうちはいろいろやってみる」ということです。それをやってきたからこそ多くの人と出会うことができたり、自分がやりたいことは何なのかしっかり考えたりすることが出来たと思います。その結果、この4月からは「食」と「地方創生」の2つを軸にして活動していこうと決めました。オンラインになると学部外の友達もたくさん増えた印象です。
関根:私の周りは、オンラインという環境をしっかり活かした人と、オンラインだから諦めてしまった人で二分化された感じがしていました。ありがたいことに自分の周りには前者の人の方が多かったので、周りの人にはとても感謝しています。またSustainable Weekに入ったことで私の在籍しているAPUだけではなくて立命館大学の知り合いができたり、学生だけでなく大人の方とも知り合えたりしたのは、本当にオンラインの強みを活かせたなと思っています。普通だったらありえないような経験がSustainable Weekに入ったことによって、人との繋がりがつくれたのがこの1年間だと思っています。ただこの1年間で見るとブレブレなところもあるんですけど、私は自分の目の前に来た大きなチャンスは絶対に逃したくないなと思っているので、そのチャンスを掴むためにも今のうちにより多くの経験をしておきたいです。
藤枝:オンラインだからこそ、というところもありますよね。
関根:そうです。オンラインだったらZoomのIDとパスワードさえわかればその場に行く必要はないので。多くの経験を積むという観点では非常にいいものですよね。

新しい挑戦

佐藤:さて、今回のメインテーマは「新しい挑戦」についてです。私は今5つ程団体に属しているのですが、やはりメインにしたいのは「食」と「地方創生」だと思っています。その中でも滋賀県に絞ってもっと滋賀の魅力を発信していきたいです。藤枝さんは大学に入ったばかりで、新たな挑戦だらけだと思うのですが、具体的にどんなことに挑戦していきたいですか?
藤枝:私はまだあまり高校と大学の差が大きく感じられていないのですが、やっぱりSustainable Weekに入ったことは私にとって大学入学してから始めの挑戦だったと思います。他に最近の挑戦でいうと、自分が出身の立命館宇治高校の生徒が、高校を卒業してからも繋がれるコミュニティを友達とつくったことです。私の高校は部活に没頭している人が多くて、イベントやプログラムになかなか参加できない人が多いんです。誘ってみても「大学になったら!」といわれることがしばしばありました。ですがいざ高校を卒業すると、大学のキャンパスが違うから全然会う機会がなくなってしまったり、他大学に進学して連絡を取る機会が減ってしまったりするなと思い、高校で得たつながりを絶やしたくない思いでFacebookのグループとして始動させました。
佐藤:附属校の話でいうと、大勢が同じ大学に進学する事にはメリットもあると思うのですが、なかなかそれが活かされてない感じがしますよね。附属校の強みが高校生のうちにしか受けられないのは改善すべきだと思います。
藤枝:関根さんがしたい新しい挑戦はありますか?
関根:1つ明確に決めているのは、別府で竹についての活動がしたいです。APUがある別府はよく温泉のイメージで語られることが多いと思います。私も住むまではそう思っていました。実際は放置竹林の問題や竹製品について考えることが多くて、国際的な大学ではあるけど、地元にも根付いた活動をしていきたいと思っています。別府=温泉のイメージを変えたいです。具体的には今プラスチックを利用してつくられている製品を竹で代替利用できないか、などです。けれど未だ大量生産・大量消費がなされている今、自分がつくるものがみんなにいきわたるわけではないよなと思うと、自分がやっていることが自己満足で終わってしまうのではないかと不安になることもあります。でも少しずつ自分でそのような仕組みから変えていきたいという夢を持っています。国際的な大学にいるので世界に目を向ける機会が多いのですが、その視点を持ちつつ国内をしっかり見て挑戦を続けていきたいです!

さいごに

最後までお読みいただきありがとうございます。サステナダイアログでは、これまでに私たちの活動に関わってくださった方をゲストにお迎えしお話しさせていただいています。フリーアジェンダのため、ゲストによって様々なトピックで盛り上がっています。ほかの回もご覧いただけますと幸いです。
以上、サステナダイアログ#2でした!


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