見出し画像

Makeup Is For Everyone.

みなさん、こんにちは!

立命館アジア太平洋大学(APU)アジア太平洋学部1回の関根由夏です。

「各企画者の想いを綴る」をテーマに様々なnoteが公開されてきましたが、今回は私も「Makeup Is For Everyone.」の企画者としてこの企画に対する想いを書いてみます。

企画の概要は以下の通りです。

日時|2020年10月6日(火) 10:00-11:00
場所|立命館大学 Sustainable Week 実行委員会 公式チャンネル(YouTube)
内容|ドラァグクイーンメイク講座とトークセッション

【メイク企画に挑戦する理由】

最近の日本ではジェンダーに関係なくメイクをする方が増えてきました。実際、俳優の吉沢亮さんがジェンダーフリーメイクに挑戦していたり、私の周りでも性別関係なしにメイクをする方が増えてきているます。さらに、多くの企業でも「ジェンダーレスメイク」として性別関係なしにメイクを楽しめるよう工夫された製品を販売するところが増えてきました。

しかし、まだ「メイク」や「化粧」と聞いたら、「女性」をイメージする方が大半ではないでしょうか。あくまでも私の経験ですが、化粧品売り場に行くと所謂男性の姿を見かけることは少ないです。また、身体的性別が女性というだけでメイクを半ば強要されている風潮が未だ残っているようにも思えます。

「メイクが好き」、「メイクをファッションとして楽しみたい」そういった純粋な思いを持っていても、同調性の強い日本で人と違うことをしたら変な目で見られる傾向が残っているせいか、なかなか踏み出せない方もきっといるはずです。少しづつ流れが良くなってきている今、せっかくならSustainable Week 2020で今後のメイクのあり方を考えてもいいのではないかと思い、メイク企画を立案しました。

出典:SPUR.JP 

【LGBTQ+とSDGsの関係性】

SDGsの17のゴールと169のターゲットの中にLGBTQ+のような性の多様性に関することは今のところ明確に書かれていません。考えられる理由としては「同性婚を認めている国とそうでない国があること」や「宗教上、同性愛などが許されていない国が存在すること」が挙げられるのではないでしょうか。日本でもパートナーシップ制度があっても同性婚は未だに認められていません。

一人ひとりで色んな生き方があっていいにも関わらず、「性別は2つ」という常識が根付いているせいか、性の多様性をあまり受け入れられていないところがまだ多いです。「単に女性または男性ではなく一人の人間として自由に生きられる」そんな世界って素敵じゃありませんか?

【なぜSustainable Week 2020で?】

上記2点、すなわち「ジェンダーレスメイクが広がってほしいこと」と「性の多様性を受け入れること」を掛け合わせて生まれたのが本企画です。センシティブな企画であるため、正直私のような一学生がこの内容に触れて良いのか不安はあります。しかし、私はメイクという一種の自己表現をジェンダーに囚われて差別視されるような世界、男性/女性に縛られる世の中を無くしていきたいです。普段からメイクのあり方やジェンダーのことを考えるきっかけはほとんど無いと思います。また、性のことが話しづらい、聞くのがなんだか恥ずかしい雰囲気がある日本だとオフラインでこの類のイベントがあっても行きにくいなぁと思う方もいるかもしれません。コロナウイルスの影響により活動のほとんどがオンライン主流になった今、オフラインで開催するよりもZoomやYouTube配信を通じて気軽に目に着くようにすることで少しでも多くの方に一度考えてみてほしいためSW2020でやってみようと思いました。

ドラァグクイーンメイクを通して、みなさんに「メイク≠女性」であることや性の多様性について考えていただけるきっかけにします。

「Makeup Is For Everyone.」が当たり前となる世界になりますように。

10月6日(火) 10:00からYouTubeにてぜひご覧ください!

#sustainable #SDGs #立命館大学 #LGBTQ + #ドラァグクイーンメイク


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?