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鮨カレンダー ~鮨みずかみの1年~ 如月(2月)

本連載は、鮨歴10年超の鮨ブロガーが、1年を通して毎月同じお店に通い、鮨の魅力をお伝えする企画です。鮨種(=すしネタ)の変遷から、旬を味わう喜びをお届けします。

1年を通して読んで頂ければ、鮨と魚に詳しくなり、鮨を食べるのが格段に面白くなるはずです。そして、誰かと一緒に鮨を食べに行くときも、鮨のトリビアを説明できる立場になれます。

睦月(1月)の記事

本記事は連載第2号です。

お伺いするお店は、半蔵門の「鮨みずかみ」さん。親方の水上行宣(みちのぶ)さんは、名店「すきやばし次郎」で16年間も修業された方です(他のお店での修行を加えると、修行歴はトータル23年)。

今回は、如月(2月)に伺った際の内容をお届けします。
実は、訪問のタイミングは、敢え無く全国的な大時化(=海が荒れて不漁になっている状態)で、河岸(=豊洲市場)に魚が極めて少ないことを知っていました。しかし、不安混じりに訪問したところ、多くのタネを揃えておられ、魚介自体のパワーも十分でした。
水上親方の仕入れ力と仕事の精度の高さを実感する訪問になりました。おかげさまで、無事に季節の変遷を感じることが出来ました。
逆境でもお客を満足させるのが、職人。改めて水上親方の職人魂を実感する訪問になりました。

それでは、お楽しみください!

如月(2月)の「鮨みずかみ」さんの魅力

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