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僕は星野源になりたい。

大事だからもう一度言う。
僕は星野源になりたい。

さて、今年の初めに、鬱々としてた心の吐き口を作りたくて、noteを作り、
『よーし!書くぞー!』
って意気込んだままに、ずっとほったらかしにしていたのだけれど。
週一でnoteを作る機会を作ってもらったので、久しぶりにものをつらつら書いてみる。

※追記 (4/25):#好きシリーズとして、いろんな好きを毎週書いてこうと思います。これが一段目ということで。

そしてまぁ、こんな機会がなければ書かないような、僕がいかに、そして、どう、星野源を好きかということを書いてみようと思うのです。

『僕は真ん中を行く』

僕が最初に出会った星野源は、俳優としての星野源だったと思う。
当時の僕は『鈴木先生』を見てから長谷川博己が好きで、長谷川博己が出る映画やドラマを探しては探しては見ていた。

僕はデロデロ血が出る映画がそんなに好きじゃないのだけれど、長谷川博己が出ているということで、『地獄でなぜ悪い』を見た。
まぁ、結果いい意味でどうしようもない映画だったのだけれど、そこでカメラマン役で出ていたのが、星野源その人だったのだ。

まぁ、そのあとしばらくして、ふとしたきっかけに『夢の外に』に出会うまで、その時のカメラマンが星野源だとは気づかなかったのだけれど。

言葉尻を捕らえる感じがちょっとするかもしれないけれど、この曲の
『僕は真ん中を行く』
という言葉が、まさに星野源だな、と思うのです。

好きなものが好きだ

僕は自分に自信がない。
これは僕と深く関わった人しか気づいていないと思う、というか、親もそう思っていないと思うのだけれど、本当に自分に自信がない。

一般的に見たら友達が多く見えるようだし、初対面の人ともすぐ仲良くなるし、割とどんな話題にも(映画から小説から服からアニメまで)ついていけたりするのだけれど、ひとえにそれは、自分に自信がないからなのです。

だから、友達と深い関係になるのにも億劫になることがしばしばだし、好きなものを好きと言うことに関しても、
『他の人の好きに比べたら、自分の好きなんて・・・』
って思ってしまうから、あまり『好き』という言葉を使わない。

星野源は、好きなものをはっきりと好きという人であると思う。
それこそ何から何まで。

僕の思う常識では、Bruno Marsが好きな人は、アイドルマスターが好きだとは言わないと思うのです。
だって、それって、ちょっと恥ずかしい、って僕は思っていたから。

でも、好きなものは好きだから好きなんだ。

それって、簡単なようで、僕にとっては、とっても難しいことだった。
こんなにかっこよくて、こんなにみんなに好かれている星野源が、堂々とラジオで、アイマスやジャパリパークを好きだって言う。
これは本当に僕の中で衝撃だったし、それに加えて、なんで僕は好きに優劣をつけてたんだろう、ってちょっと辛くて泣きそうになった記憶がある。
と言うか今も泣きそうである。

『まだ見ぬあなたに会うために、僕は頑張るよ』

これは星野源が言っていたわけじゃない。

だけれど、星野源が作る曲には、いつもこのメッセージが入っているんじゃないかと僕はずっと密かに思っている。あくまで密かに。

最近ようやくCD化された、Hello Songという曲がある。とりあえず聞いて欲しい。

いつかあなたに いつかあなたに
出会う未来 Hello Hello
笑顔で会いましょう

2017年にACのCMでこの歌詞を聞いてから、
『これだ!これが星野源だ!』
と勝手に思っている。あくまで密かに。

僕の好きなライターさんであるところのさえりさんによれば、人は一生で87,600人に出会うらしい。

いつになるかわからないけど、どんなあなたかわからないけど。
いつかどこかで出会えるはずの、まだ見ぬあなたに会った時に、
あなたに見合った人間であれるように。
あなたと笑顔で話せる自分であるように。
僕は頑張って変わり続けるよ。

そんな風に星野源は言ってるんじゃないか、って僕は勝手に思っている。
だから、『あぁ、僕、最近ずっと変わってないな』って思ったら、Hello Songを聞くようにしている。
だってあなたに会う時に、素敵な自分でいたいから。

そしてHello Songが収録されたPop Virusというアルバムがあるので、とりあえず買って欲しい。

『自分がかっこ悪いとか、恥ずかしいと思うことを、頑張ってやらない』

今度のこの言葉は、本当に星野源が言っていた言葉。
そして僕が勝手に座右の銘にしている言葉。
そんでもって僕が完全に星野源に惚れた言葉。

ある日のANNで、

自分に自信がないのですが、どうしたら源さんみたいに自信を持てますか?

と言う質問に対して出てきた言葉だ。

源ちゃんも、僕と同じくらいの年齢まで自分に自信がなかったらしい。
そして、僕と同じように、かっこいい人とか、すごい人に嫉妬しまくってたらしいのです。
でも、それじゃあダメだ。って気づいた時に、源ちゃんがしたことが。

自分がかっこ悪いとか、恥ずかしいと思うことを、頑張ってやらない

ということ。

かっこよくなるために、頑張るのももちろんそう。
でも、それだけじゃなくて、頑張ってやらない。

ダサいこととか、かっこ悪いことって、ついついやりたくなっちゃう。
でも、それをやらないことを頑張る。それだけで、周りにどんどん素敵な人が増える。
そしてそれはつまり、自分が素敵になっている、ということでもある。

頑張って、やらない。

その言葉は、その不思議な組み合わせも合間って、一言で、僕の心を掴んで離さなくなった。

素敵な人間でありたい

と僕はずっと思っていて、ずっと『素敵にならなきゃ!!!』って思って、どうしたらいいかわかんなくて、ずっと普通な自分が嫌で、苦しんだりしてきた。

でも、僕が大好きな星野源がしていることは、
・好きなことを好きと言うこと
・素敵な人に出会うために、変わり続けること
・かっこ悪いことを、頑張ってやらないこと

っていう、人として普通で、当たり前で、気持ちのいいことだった。

そんな星野源に出会えたことも、星野源を好きになれたことも、僕にとっては本当に幸せで素敵なことだと思う。

そして、何度でも言う。
僕は星野源になりたい。

忘れないように、その日思ったことを書いていきます。ちょこちょこ文体変わると思います。