的場昭弘著。マルクスだったらこう考える。光文社新書

画像1 2004年の本だけどまさしく新しい古典かなあ。わかりやすいマルクス主義の解説。スピノザとかサイードの話は知らなかったわ。奇跡は非合理的なものであり、それが神が起こすとしたら、神が非合理的な存在であることになる。しかし、神は合理的存在であるがゆえに、決して奇跡を起こさない。神という言葉を自然に置き換えてても事情は同じ。奇跡を起こせば、自然の合理的連鎖が断ち切れ、全ての生命は消滅してしまうはず。しかし、これ一冊ではまだわからぬ。佐藤優がマルクス主義が今こそ大事という理由が。#本#マルクス主義

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