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毎日を重ねる理由

誰かの楽しそうにしている姿を想い描いた言葉や行動が、そのまま、やさしさだと思ってて。

23時11分、湘南新宿ラインの終電の時間。
ホームは、いつもよりもひとがまばら。

きっとできるから、と言われるとプレッシャーになるけど、
きっと楽しいよ、と言われると勇気になって。

到着した電車は空いていて、座って帰れそうな感じ。

その気になれば、もっと早く帰れたと思うけど、楽しそうに仕事をする人たちと一緒にいると、仕事だからなんて割り切れなくて、他にもできることがあるんじゃないかとか。

電車の走る音と誰かの寝息。
今日の電車の中は、とても静かで、ゆっくり。

あなたのためを思って言っている、なんて朝から言われて素直に聞けなくて、いったい誰への言い訳だよっ。
昼飯は、ひとりで気分を変えようと外へ食べに出たのに、入ったお店で上司と相席になっちゃって、そんなことってある?
明日は晴れると良いなぁとか、週末は雨みたいだとか、天気の話で必死に時間を埋めて。
午後の打ち合わせの後は、隣の芝生がとても青くて、
あいつだけがとか、俺だけがとか、その後も、しばらくトゲトゲで。

そんな毎日だけど、重ねることに意味があると思えるのは、 きっと楽しいよ、と言われて踏み出した、その先で見つけた志のおかげだったりするから。

家に着くのは、たぶん24時半くらい。
ベットの中で本を読みながら、いつのまにか寝ている感じが気に入っていて、
今日の終わりには何を読みながら寝ようかなぁ。

想う方も想われる方も、やさしさが毎日を重ねる理由になる。

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