インディーゲーム界の隙間を駆け抜けたPlaystation Mobileという夢【第1回・商業のストアで自由奔放なタイトル】
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インディーゲーム界の隙間を駆け抜けたPlaystation Mobileという夢【第1回・商業のストアで自由奔放なタイトル】

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2015年7月11日、コンテンツ配信が終了となったPlaystation Mobile(以下、PSM)というプラットフォームを御存じでしょうか? Playstation VitaとAndroidのマルチプラットフォームで展開していたPSMは、サービス開始当初「スマートフォンで初代PSのゲームが遊べることがウリになっていた」ものの、すぐにソフトの更新が停止。さらに、Android 4.4.3以降は対応しないことが発表され、Playstation Vita専用のインディーゲーム(及びVita専用アプリ)のプラットフォームへと変化したグダグダなサービスでした。

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あまりのグダグダさにユーザーも大混乱。PS Storeにあるもののゲーム記事を生業にしている同業者からですら「なんなの、これ?」と言う声を聞く始末(本当に聞いた)。サービス終了後も認証が上手くいかない騒動が起きて終了までの期日が少し伸びたり、本当に最後の最後までグッダグダでした。しかし、このPSM。じつはインディーゲーム史において、まったくの無駄ではなかったプラットフォームだったんですよ。いや、むしろWiiウェアやXBLIGと同じく、インディーゲーム史に貢献していたはずです。

しかし、すでにPSMはサービスを終了。購入者でもタイトルを再ダウンロードすることはできなくなってしまいました。上に貼ったスクショのように、300本以上のPSMタイトルが入っていた私の初代PS Vitaも故障。もう、PSMのゲームを語るにも記憶に頼るしかありません。しかし、私はPS系を中心に活動していたゲームライターとして、PSMのユーザーとして、かつてあったこのプラットフォームのことを少しでも記録に残しておく義務があるはず。

PSMでゲームを作っていた人々は今もまだ熱く活動しており、インディーゲームの世界に名を残している。それなのに、忘れられるのはあまりに悲しいじゃありませんか。そんなわけで、今回から始まるのがこのコーナー。かつて存在していたプラットフォーム「Playstation Mobile」を振り返る定期連載となります。マガジンのライターの誰にも定期連載にするという許可はとってないんですけど、まあ、そこはいいよね。いいよね? いい……よね?

第1回:そもそもどんなゲームやアプリがあったのか?

というわけで、今回から各クリエイターやタイトルをテーマに沿って紹介していく予定ですが、まずはその前にPSMがどんなタイトルを取り扱っていたのかを軽く触れていきたいと思います。たぶん、ここを読めばPSMがどういうプラットフォームだったのかなんとなくわかるはず。

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お仕事の幅を広げるために、たまにゲームの話をします(広がらないことしか書いてない)。