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【伊豆ぽたでサイクリング「つまみ食いでおなかいっぱい!6月伊東の食べ走りツアー」】SURUGA Cycle Journal Vol.77

伊豆急行さんとの共同企画「伊豆ぽたでサイクリング」。
レンタサイクル「伊豆ぽた」に乗って、伊豆急沿線サイクリングのさらなる魅力スポットを巡り、ご紹介していきます。

シリーズ4回目は、6月に訪れた伊東エリアをご紹介します。
温泉街で有名な伊東ですが、実はお菓子屋さんもたくさんあるのをご存知ですか?なんと人口に占めるお菓子屋さんの数は日本の中でも特に多い場所なのだそうです!

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そんな伊東を“食べ歩き”ならぬ“食べ走り”してくれる案内人は、伊豆急行の鈴木さん(左)と小澤さん(右)です。おふたりとは4月の下田海街めぐり以来ですね。

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撮影の道中はつまみ食いの連続になること間違いなしですね。
それではスタートです。

スタート地点は「伊豆高原駅」です。
駅に隣接する「伊豆ぽたSTATION 伊豆高原」で伊豆ぽたをレンタルするのですが、今回はこのまま電車に乗って伊東方面へと向かいます。

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伊豆急行さんは「サイクルトレイン」という、台数限定で自転車をそのまま積んで乗車できる電車が時間限定で運行しています。

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自転車を袋に入れて交通機関を利用する「輪行」とはまた違う旅を味わえますし、電車と自転車をうまく活用するとお出かけエリアも広がりますね。

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そして何よりも、電車内で自転車も一緒に乗っている姿はなんだか新鮮です!

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さらに、伊豆急行線では期間限定のラッピング電車がよく走っています。
訪れたときは、「ピスケ&うさぎラッピング電車」が走っていました。
今日どこかで巡り会えるといいなぁ。

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サイクルトレインに揺られて「南伊東駅」までやってきました。
伊豆高原駅から4駅目、今回の伊東巡りはここからスタートしていきます。

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駅を出ると住宅街が広がっていました。
南伊東は閑静で、なんだか住みやすそうな街です。
なお、南伊東駅の構内にはエレベーターが設置されていないため、自転車の持ち運びには十分お気を付けください。

南伊東駅を出発して最初に訪れたのはお菓子工房「アルページュ」さん。
大きな看板と、可愛らしい店構えが目を引きます。

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店内も同じく素敵で、まるで童話や絵本から出てきたような可愛さです。

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ケーキや焼き菓子はどれも手づくりで、特におすすめは「アルくんの熊手」というミルク饅頭。
ミルクの優しい味わいがクセになるとか。

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また、熊手のかたちが福をかき集める縁起物とされているので贈りものに選ぶ方も多いのだとか。
おみやげにさっそく買ってみたいと思います。

次のスポット「葛見神社」に到着しました。
こちらは平安時代にまとめられた神社の一覧「延喜式神明帳」にも記載されている、由緒ある神社です。

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境内の大楠も有名です。
樹高は25m、周囲20mもあり、樹齢千年以上の大木は全国で2番目の大楠といわれていて、国指定天然記念物になっています。

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正面から見ると巨樹の根元に祠がありますが、この祠は「疱瘡(ほうそう)神」を祀ったもので、その昔、疱瘡が流行した時に人々が恐れて神を祀ったのだそう。
当時の人たちが切実な願いを込めてこの木に託したようです。

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幹の周りも歩いて一周できますよ。
見る角度によって違った表情が見られるので、樹の歴史を垣間見られるかもしれません。

他にも関東大震災で壊れてしまった鳥居を短く切って使用している手水舎があったりと、パワースポット満載です。

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次に訪れた「音無神社」は安産・縁結びで知られる神社で、源頼朝と八重姫が逢瀬を楽しんだ場所といわれています。

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また、本殿に祀られている豊玉姫命(とよたまひめのみこと)は、お産がとても軽かったことから「安産の神」とされ、地元では古くから、出産前に底の抜けた柄杓を神社に納めて安産祈願をしているそうです。

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柄杓の底が抜けていることによって「水が通りやすい」とされ、安産につながると言い伝えられています。
ハート型の絵馬や御守りもとても可愛いです。

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他にも樹齢千年を超える「タブの木」などがあり、歴史を感じられるスポットにもなっています。

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次の「菓匠ひよし」さんは、和菓子屋さんでありながら洋スイーツと融合させた珍しいお菓子を提供されています。

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今回の目当てである「さくさくデニッシュ」もそのひとつです。
筒状のパイ生地の中に小豆クリームが入っていて、あっさりとした程よい甘さがクセになります。

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また、クリームは注文を受けてからひとつひとつ注入するので食べる直前までパイ生地のサクサク感を楽しめるという、こだわりのお菓子でした。
季節によってパイ生地の味も変わり、今回はチョコ(左)・プレーン・きなこ(右)をいただきました。
冬から春にかけてはイチゴも登場するそうです。

ほかのお菓子も、とても美味しそうです。

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次は「ぐり茶の杉山」さんへ。
杉山製茶工場さんの直営店になっていて、ぐり茶やお茶にまつわる商品が購入できます。

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ぐり茶ってあまり聞き慣れないかもしれませんが、伊豆では有名な日本茶の一種で、正式名は「蒸し製玉緑茶」といいます。
茶葉の形が「ぐりっ」としているのでぐり茶と呼び親しまれるようになりました。

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生葉を、じっくり時間をかけて茶葉の芯まで蒸しているため、一般的な煎茶よりも渋みが抑えられ、まろやかな味わいになっています。

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今回は「ぐり茶のプレミアムソフトクリーム」をいただきました。
ぐり茶の風味が感じられるよう、ソフトクリームの上からぐり茶パウダーがかかっています。
ちょっと大人の味のソフトクリームでした 。

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「クーピーズ」さんはキネマ通りというアーケード街の一角にあるお菓子工房です。
社会福祉法人クープさんが手掛けていて、実際に利用者さんたちがお店の売り子として働いています。

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店内の工房で作っている焼きたてのマドレーヌやクッキー。
中には伊豆で収穫された食材も取り入れていて、今回はニューサマーオレンジのピール入りマドレーヌをいただきました。
ピールのほろ苦さとマドレーヌの甘さがバランスよく、美味しかったです。

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また、4個入りマドレーヌセットの箱は、伊豆急行線を運行する列車「リゾート21」(現在「キンメ電車」)のデザインになっています。
こちらは過去の車両デザインで、懐かしいと感じる方も多いかもしれませんね。
いずきゅんも一緒に記念撮影しました 。
いずきゅんは、この「リゾート21」がモチーフになった伊豆急行さんのマスコットキャラクターです。

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次は駅前にある「みかど商店」さんへ。
65年の伝統を持つ自家製温泉まんじゅうやおみやげが購入できるお店です。

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和菓子屋さんでもありますが、一番人気は生クリーム大福「ふわふわり」。
生クリーム入りの大福に果物のフレーバーを足して、「もちもち」「とろける」食感がたまらなく美味しい和風スイーツとなっています。
口当たりも軽く、何個でも食べられそうです。

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見た目もかわいく、差し入れなどにも良いかもしれませんね。
ただし冷凍保存されているので、持ち歩く際にはお気を付けください。

これまでスイーツをたくさん食べてきましたが、ランチももちろん食べます。
別腹ですから。(笑)
というわけで、伊東駅へやって来ました。

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ランチで訪れた「網元とくぞう」さんは伊東駅のエキナカにあるおみやげ屋さんです。
イートインコーナーもあり、アワビやエビなど串焼きや魚介グラタンが食べられます。

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中でも1番のオススメは焼きおにぎりです。
こちらのおにぎり、実は伊豆急行線に乗り入れする豪華列車「サフィール踊り子」内の食堂車メニューにも採用されたことのある逸品です。

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味は全部で3種類、金目鯛とサザエとアワビがあります。
大きめにカットされた具材がおにぎりの中にたっぷり入っていて、さらに提供する直前にかつお節と青のりをかけてくれます。
甘いタレの味つけも抜群に美味しかったです。

次のスポットまでは距離があるので、「伊豆ぽた」で南伊東駅まで戻りましょう。
再び「サイクルトレイン」に乗り、南伊東駅から「富戸駅」へとやって来ました。

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上下線の電車がちょうど同時に揃い、しかもよく見たら片方の電車は「ピスケ&うさぎラッピング電車」でした!

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「伊豆テディベア・ミュージアム」さんとのコラボ企画で、2021年9月5日まで開催されていました。
可愛いテディベアも一緒で、癒されました。

富戸駅は景色抜群のハイキングコース「城ヶ崎ピクニカルコース」の起点駅になっていて、有名な城ヶ崎のつり橋までの所要時間は約1時間です。

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次は富戸エリアにあるパン屋「Marble Coco.」さんへやって来ました。
こちらはフロマージュパンの専門店です。

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3種類のチーズがたっぷりと入った「濃厚フロマージュBOX」がお店の看板メニューで、県外で開催されているパンイベントへの出店オファーが来るほどの人気です。
ひとくち食べるだけでも贅沢な気分を味わえますよ。

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また、店内では生食パントーストやドリンクも楽しめるカフェスペースもあります。
今回は、厚切りベーコンのチーズトーストをいただきました。

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ベーコンの塩気とチーズが絶妙でふわふわのトーストにマッチしていました。
一緒に注文したドリンクの特濃イチゴみるくも、イチゴの存在感があってとても美味しかったです。

同じく135号線沿いを走っていると次のスポット「梅家」さんが見えてきました。
こちらは「ホールイン」という見た目がゴルフボールに似たお菓子が有名なお店です。

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温泉だけでなくゴルフ場も多い伊東ならではのお菓子で、昔からよくおみやげに選ばれているそうです。
ホワイトチョコでコーティングされた白餡に温泉で茹でた卵の黄身を使用した黄身餡は、とてもなめらかで風味豊かな味わいです。

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ほかのお菓子も、和と洋どちらも楽しめるものばかりで目移りしてしまいます。

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最後は足湯に入って一日の疲れを癒すため、「伊豆高原旅の駅ぐらんぱるぽーと」にやって来ました。
美味しいグルメやおみやげ、そして足湯が楽しめる情報発信ステーションです。
サボテンのモニュメントが目印になっています。

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足湯エリアではとても大きなカピバラの模型が出迎えてくれました。
スケールがすごいです。
実はカピバラがお風呂に入る姿は伊豆シャボテン動物公園が元祖なので、カピバラと温泉のほっこりコラボは伊豆発祥なのです。

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ほど良い湯加減とカピバラに癒されっぱなしです。

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「伊豆の恋人テラス」エリアからは伊豆の海を堪能。
花壇の植え込みも綺麗に手入れされていて、こちらでも癒されました。

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6月編は以上となります。定番のおみやげや作りたてをいただく絶品グルメなど、また足を運びたいスポット満載の伊東食べ走りツアー、大満足でした。
次回もお楽しみに!

【Information1】
▼伊豆ぽた
https://www.izukyu.co.jp/izu-pota/
▼サイクルトレイン
https://www.izukyu.co.jp/train/cycle.php
▼お菓子工房アルページュ
https://www.arpege2002.com
▼ぐり茶の杉山
https://www.guricha.co.jp
▼クーピーズ
http://cuoop.jp/?page_id=212
▼みかど商店
http://www.izu-mikado.com/?mode=pc
▼網元とくぞう
http://1930.co.jp/kaisenya/itoekinaka
▼ Marble Coco.
http://r.goope.jp/marble-coco
▼旅の駅ぐらんぱるぽーと
https://granpalport.com

【Information2】
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https://www.surugabank.co.jp/reserved/landing/road_bike/index.html?ad=izu_pota

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