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会社が給与を払わずに業務時間外に従業員を軟禁するという事件

この事件はこれまで全国で多発してきました。

しかし、幸いなことに、コロナ禍ではその件数は減ってきました。

そう、

「飲み会」

です。

私はずっと思っていました。冷静に考察すると、飲み会って、客観的には

「会社が給与を払わずに業務時間外に従業員を軟禁するという事件」

という風に表現できるのではなかろうか、と。

飲み会費用が参加者もちの場合は、

会社が給与を払わずに業務時間外に従業員を軟禁し、さらにはお金まで巻き上げるという事件

だと思います(個人の感想です)。

特に「陰キャ」と呼ばれる方々には非常に恐ろしい事件だと思います。

私も、正直、飲み会が苦手です。

しかし、「一発芸」や「お酌」などはむしろ積極的にこなしてきました!

どっちなんだお前はと思われるかもしれませんが、

本当は。。。苦手です。

「一発芸」とかやりたくないです。

でも、可能な限り、上記の「事件」中は楽しむようにしてました。

だって、そうしないと貴重な時間がもったいないじゃんっ(誰

1分だって人生の大切な時間です。

正直、一部の日本企業は、業務とプライベートの区別をつけられないことがまだまだ多い気がします。

社員には業務とプライベートの区別を要求するのに。

もし、会社がどうしても飲み会が必要だと思うなら、飲み会の時間分の給与を払って業務の一環としてやるべきだと思います。

ここで言う「給与」は「飲み会の費用」ではありません。飲み会の費用は当然会社が出して、さらに時間分の給与を払うべきだと私は思います。

そのような飲み会であれば開催してもいいのではないでしょうか。

それは業務として成り立つからです。

費用を出せないというのであれば、業務時間内に業務としてやるべきだと思います。

上記の「事件」を引き起こしたい会社の言い分としては、「飲み会を開催することで、日頃できない社員同士のコミュニケーションをはかりたい」というものがあるかもしれません。

その考え自体はとてもいいと思います。

ただ、法的に考えても、業務時間外に無給で社員を拘束してはならないと思います。

そして、当たり前ですが、一発芸やお酌を強要してはならないと思います。

当たり前のことですが、今の時代にそのようなことをしていると、社員の士気が上がるどころか、むしろ若い世代を中心に士気が下がるリスクが高まると会社は考えるべきです。部下はこっそりとリクナビNEXTにでも登録するかもしれません。そもそもそのような会社に有能な若手が入るのかも疑問です。上記のようなことは今すぐ止めるべきだと思います。若い世代の人達は、上司と呼ばれる人達のおもちゃではありません。貴重な戦力です。

一発芸やお酌を強要するような会社が、価値観を柔軟にアップデートしながら、変化の速い今の時代に対応していけるとはとても思えません。

一方で、未だに一発芸やお酌を強要する会社は論外だとしても、現実的には上記の「事件」は今後も続発すると思われます(オンラインですらやろうとするくらいですから)。一部の日本企業の価値観のアップデートは極めて遅いように感じます。したがって、組織に期待するのは無駄です。現実的な対応を行うべきです。

では、若い世代の人達はどうするべきでしょうか。

私は上記の「事件」が引き起こされた場合には、それを積極的に利用するべきだと思います。どうせ半強制的に参加させられるのであれば、その場を自分のために最大限ポジティブに活用するしかありません。

参加費用の元を取るくらいの気持ちで臨めばいいと思います。

そして、いつの間にか真に楽しめるようになれば、それはそれでいいのではないかと思います。

いつになるか分かりませんが、飲み会の活用法(というと大げさですが)についても書けたらいいなと考えています。

読んでくださいましてありがとうございました!