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一緒に遊び学び育つのはみーんなのベストアンサー♡

10/18はDS SMILE ProjectとNPO法人SUPLIFEのコラボ企画で「インクルーシブな環境ってどんなふうに作れるのかみんなで考えてみよう!」がテーマのオンラインイベントでした。

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このイベントの龍円愛梨さんの思いです。


さて。まずはインクルーシブ公園。

愛梨さんがアメリカに住んでいた頃、普段子供を遊ばせていた公園は、どんな子も遊べる配慮のある「インクルーシブ 公園」だったと日本に帰ってきて気づいたそうです。


インクルーシブ公園とは、コミュニケーションや相互理解、地域との繋がり、そして、障がいのある子、ない子と分けることではなく、あくまでも「みんな一緒に遊べる公園」のことなのだとお話し下さいました。


東京都ではインクルーシブ公園のガイドラインができ、2021年には補助金がおりることになったそうなので、これからインクルーシブに過ごせる場所が増えていくのだろうと思います。


嬉しい気持ちと同時に「共に過ごせる場所」という認識も広がっていくことを願います。

現在は砧公園にインクルーシブ公園がオープンしていますので、ぜひ遊びに行ってみて下さいね。


また、豊島区のように、パパやママたちの声でインクルーシブな要素を取り入れた公園が出来上がった事例を愛梨さんと共にSUPLIFEもお話しさせて頂きました。どんなことに困っていて、どんなことを希望するのか。伝えていくことの大切さを感じました。


また、インクルーシブ教育ってどんなこと?ということを、今回愛梨さんから学ぶ機会でもありました。

『インクルーシブって、「障害児を健常の世界に入れてあげる」じゃ無いんです。

スペシャルニーズのある人とない人、違いのある人たちが、みんなその人らしく笑顔で居られる「まったく新しい世界」なんですよね。

だからみんなにとってのベストアンサーになるんです』(愛梨さんのブログより抜粋)


そして、通常級だけがインクルーシブ教育ではないことも教えて下さいました。支援学校へ行っていても、支援級に行っていてもインクルーシブな環境は作れるよ、放課後を共に過ごせる学童もあるよ、といった、その家庭、その子にあったインクルーシブが大切だとお話ししてくれました。

私の息子は現在年中で、地域の保育園に通っています。子供たちの意見を尊重し、何でも話し合ってみるという保育園なのですが、先日運動会の種目を決める時に、息子は玉入れで玉が籠に届かないので難しかったそうです。するとクラスメイトたちから「れいくんも一緒に玉入れをするにはどうしたらいいか」と考え「玉入れを親子競技にしておんぶをするのはどうか」という意見が上がったそうです。4、5歳の子供たちでも、こんな答えを導き出すことができるのかととても感動しました。


障がいのある子もない子も、共に生活をすることは、10年後の社会を見据えたこと。この経験が、多様性を認める社会への一歩につながるのではないかと感じました。

選択肢が広がり、本人の希望が叶う環境で過ごしていけることが望ましいなと思いました。

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