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世界ダウン症の日

3月21日。世界ダウン症の日。

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2012年から、国際連合(国連)において、国際デーの一つとして3月21日を「世界ダウン症の日」と制定されています。ダウン症のある人たちの多くは 21番目の染色体が3本あることから、この日に定められました。

ダウン症の子を産み、ダウン症を通してたくさんのことを知り、学び、出会いがありました。

私はたまたま小さい頃から障がいのある子、病気の子達に囲まれていました。偶然だけど必然だったんだろうな。知り合えた大切な友人たちは、もがき苦しみながらも前を向いて笑顔で自分らしい生き方をしている事を私に自然と教えてくれました。だから受け入れるとか、受け入れないとか、そんなこと考えたこともありませんでした。それぞれの生き方が当たり前だと思ってたし、障がいと健常って言葉があるけど私の中では分かれてない。これはいつまでたってもうまく説明出来ないんだよなぁ。

けど、自分がダウン症のある子を育てることで、いろんな感情や環境を知る中で初めて体験する事が増えた時に見えてきたものがいっぱいありました。「知らない」人たちが多い事。「違い」に関わりなく育てばそれは当然のことだし、私だって全部知ってるわけでもないけど、1番いいのは「そこにいるのが当たり前」になることなんだな。特別なんかじゃなくていろんな人がいることが当たり前。

そのためにはどうしたらいいんだろうと考えた時、共生社会を子どもの頃から自然と知ってもらうことが大切なんだと気づき、いてもたってもいられない気持ちで活動しているんだなと改めて今日この世界ダウン症の日に思いました。

ダウン症のあるかのんを育てて、私の人生は180度変わりました。ダウン症のある子を通して見る世界は、これまでもそして今も優しい人たちに囲まれて生かされていたことに気づかされました。これからも思いを胸に、これまで私と出会って下さった皆様に感謝しながら活動を続けていこうと思います。


いつか、私の活動がなくなり、SUPLIFEが解散する社会になっている事を心から願っています。綺麗事って言われるかもしれない。でも綺麗事から始まる「本物」もあると思います。

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