ATH-G1をレビュー

どうも、superbonjinです。
昨日新しいゲーミングヘッドセットが来たので、1日使ってみた感想的なものを書き残していきます。

1.外装と梱包

箱はいつものオーテクって感じでシンプルです。かっこいいですね。シンプルイズベスト。

中身はこんな感じ。説明書や保証書なんかの紙類、本体とマイク、Y字ケーブルが入ってました。マイクが着脱式なのはポイント高いですね。

開けた瞬間は｢うお〜かっけぇ〜!｣って感じでテンション上がってたので全く気になりませんでしたが、本体はプラスチックの土台に乗ってるだけなのでちょっと安っぽいです。

2.本体のいろいろ

正面から見るとこんな感じ。金属の部分が剥き出しになっているソリッドなデザインが特徴的ですね。かっこいい。
リケーブルには対応していないようで、ケーブル部分は外せませんでした。

イヤーパッドはモチモチ低反発な感じで、触り心地は大変良いです。側面がレザーで、耳に当たる部分はメッシュなのであまり蒸れたりはしなさそう。
ヘッドバンドは左右共に10段階の調整が可能で、カチカチと引っ掛かりのある感じです。簡単にズレたりしないやつですね。
パディングはレザーで、イヤーパッド同様モチモチ低反発。とても気持ちいい。

マイクを付けて横から見るとこんな感じ。m50xに似てますね。とにかくかっこいい。

コントローラーはケーブルの中腹に付いてるタイプで、マイクのオンオフを切り替えるボタンとボリュームコントロール用の回すやつが付いてます。また、このヘッドセットはアナログ接続しか対応してないので、ボリュームコントローラーではPC側の音量は変えられません。

マイクの風防を外すとこんな感じ。
ロゴが入ってるのがかっこいい。頭の部分が風防の口より大きいので風防を戻すのにかなり苦労しました笑。
風防は基本的に外さずに使う事を想定されているのでしょうが、見えないところまでしっかり作ってあるのはとても好印象。

3.着け心地

軽い!!!!!
とにかく軽い!!!!!!!!!!

本体重量249gとのことで、ゲーミングヘッドセットの中でも特に軽いのですが、いざ着けてみるとほんとに軽いのが実感出来ます。

側圧はあまり強くなく、かと言って頭の上に乗っている感じもしません。軽い上にヘッドバンドのパディングが柔らかいおかげですね。
イヤーパッドのモチモチも相まって何時間でも着けていられそう。
というか7時間程度連続で着けてても全然疲れませんでした。すごい。

イヤーカップは90°回転できるので首に掛けても疲れないようになってます。

4.音

音質についてですが、やはり2万円越えのヘッドセット。音は大変良いです。
アナログ接続しか対応してないためファームウェアなどは存在しないので、SBX G6に繋いでの感想になります。

ゲーミングヘッドセットにしては珍しく音はフラットな感じなのですが、密閉型ということもあり少し低音が強いかなといった印象を受けました。イヤーパッドを開放型にするとまた変わってきそうですね。
低音も篭った感じはせず、中高音がしっかり耳に届いてきます。音の分離感もよく、クリアに聞こえて来るので割とモニターライクな聞こえ方、といった印象でした。
割と極端なイコライザーの設定をしているのですが、どの設定でもしっかり気持ちのいい音を出してくれるのでリスニング用にも全然使えます。
定位感に関しては大変良く、音がどこから鳴っているのかすぐに分かります。さすがゲーミングヘッドセット。

マイク音質についてですが、普段使っているHyperX Quadcastと、SBX G6を挟んだ上でのマイク音質と、そのままPCに挿した時とで音質の比較をしました。
結論、直挿しでもvcを繋いでゲームをする分には十分すぎるくらいにはいいです。
ヘッドセットマイク特有のピリピリしたノイズ感は無く、単一指向性というのもあってか、無駄な環境音が入ることもありませんでした。しかし、ピリピリした感じはないと言えどこもったような音になってしまっている印象を受けたので、これ1本で配信活動まで行く、となると少し厳しいかも知れません。
ただ、SBX G6を繋いで録音したところ、変にこもって聞こえた違和感も無くなりそれこそ独立したマイクと遜色ない程度には改善されました。

5.まとめ

このヘッドセットの最大の持ち味はなんと言っても装着感でしょう!
と言い切りたくなるくらい装着感に優れてます。軽いし柔らかい。最高ですね。
しかしそれだけでは終わらない。装着感ももちろんですが、音質、マイク音質についてもかなり高水準なクオリティで纏まっています。
音質に関しては20000円台のリスニングヘッドホンとも十分渡り合えるくらい良い。

ただ、他社のゲーミングヘッドセットと違いファームウェアが存在せず、サラウンドやイコライザの設定などが出来ないのは難点かな。と言った感じです。

もしもA20000円のゲーミングヘッドセットで悩んでいるのならば、このヘッドセットは十分選択肢に入り得るでしょう。