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ご冥福をお祈りします。

先日、大叔母が亡くなった。
あまりにも急な出来事だった。
緊急入院した際に
痛いのはもう嫌だと言ったそうだ。
延命措置を施す前に息を引き取ったのだから、
最後の希望は叶ったのかもしれない。

お世話になった人を見送るのは3回目。
葬儀では不安そうな甥を励ました。
喪主とは名ばかりの御老体を支え、
本家に嫁いだ伯母を助け、
親族の全体像を再確認した。

うちは親族が多く賑やかだった。
先立つ人たちが増え、
見送る人間は随分と少なくなっている。


こんなことを書いていたら
ふと大叔母の家の香りが漂ってきた。
初めての経験で驚いた。

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