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早指し将棋を指す時はどういう場合か?またその弊害とは?

現代ネット将棋は3分切れ負け将棋や30秒将棋などが主流のようですが、現実社会でリアルな将棋を指すファンはどんな時に早指し将棋を指すのでしょうか?少しだけまとめてみました。


01.将棋の実力を戻す時

一般的な将棋ファンはたまにしか将棋を指しません。私もその1人ですが、しばらく将棋を離れていますと確実に将棋の実力が落ちます。そういう時は将棋ソフト激指の2級~三段レベルと3分切れ負け将棋を指します。毎回そうなのですが、大体20局ぐらい将棋を指しますとその実力の8割前後は戻ってくるようです。

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準備

02.大会前の準備の時

大切な大会前は早指し将棋を多めに指します。例えば大会の制限時間が「持ち時間30分で切れたら30秒」の将棋であれば、「持ち時間10分切れたら10秒」の時間設定で練習将棋をたくさん指します。皆さんご存知のように、大会では時間の過ぎ方が異常に早いです。それに慣れるように事前準備をする訳です。東大将棋部も似たような練習将棋をしているそうですので、皆さんにもお勧めの方法です。


隙間時間

03.隙間時間に将棋を指す時

いつも長めの将棋を指している時でも早指し将棋を指す時はあります。例えば、ちょっとした隙間時間に将棋を指す時です。将棋部や将棋クラブの全体練習の前後の時などは少しだけ時間があります。そういう時は10秒将棋や3分切れ負け将棋などを指します。


ネット将棋

04.ネット将棋で友人や知人、師匠と指す時

遠方の棋友(将棋友達のこと)と将棋を指す時はネット将棋で早指し将棋をする方もいるようです。私はこの経験はありませんが、現在は567のような社会情勢ですのでこういう利用の仕方もあるでしょう。今までネット将棋を指したことは1度もありませんが、今後も567の波が何回も続くようであれば私もネット将棋を指すかもしれません。

(注意)567とはみなさんご存知の例の病気です。新〇コ〇〇〇〇〇スとまともに書きますと記事に制限がかかりますので、今回はこの表現でご勘弁下さい。


弊害

05.早指し将棋やネット将棋の弊害

おそらく早指し将棋の大量練習と将棋上達には相関関係はないです。年間数千局や1万局の早指し将棋を指しても、急激に将棋が強くなった話をほとんど聞きません。一部の秀才や天才のみが成し得ることですので、一般的な将棋ファンは指しすぎにご注意下さい。

また、ネット将棋を大量に指しますと、将棋が荒れる方や弱くなる方が多いです。平日であれば1日1~3局、休日であれば5局程度を丁寧に指しましょう。その方が将棋上達には向いている方法です。

もちろん、純粋に将棋を指すことを楽しんでいる方に言っている話ではないです。好きな方は好きなだけ指せばいいのです。特に勝ち負けにこだわらない方には弊害は全くないです。


最後までご覧いただきありがとうございます。急ぎ足で話をまとめましたので舌足らずのところもあったかもしれません。補足があればあとで追記します。


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