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人はなぜ悪口を言うのか? 最良のいじめ対策は?

2日前に下の記事「人生を好転させる17の方法」の「①絶対に人の悪口や陰口言わない、噂話をしない」を書いていましたら、今回の記事タイトル「人はなぜ悪口を言うのか?」を思い付きました。

最後までお付き合いいただければ幸いです。


実は、今回の記事は、少し前にどこかの大学教授がネットで書いていたことが源になっています。私なりに解釈し自分の考えを多く付け加えています。

基本的に、よそ様の意見や感想、研究などをまるで「自分が最初に書き始めました」というような書き方は、大変失礼だと考えます。もし誰かの考えを引用するならば、リンク先を貼ったり今回のように一言説明したりすることがルールであり基本原則でしょう。


人はなぜ悪口を言うのか?

結論から書きますと、それは、「心の平安を取り戻すため」です。前述の大学教授はこのような表現をしていませんでしたが、要するにこういうことだと解釈しました。

人は、自分より優れた人に対して、妬みや僻み、怒りなどの負の感情が芽生えることがあります。そのマイナスの感情に負けた結果、その感情を打ち消すために人を攻撃する言動に出てしまうのです。


例えば、アルバイト先で同時期に入社した同僚がいたとします。同じように仕事をしていたにも関わらず、半年後その彼の時給が自分より50円だけ高かった時に、心的に未熟な人間はこう考えます。

「なぜあいつだけが自分より時給が高いのか?」と。

そのことを単純に実力差として受け入れられる人は、十分に大人です。しかし、上記のような未熟な人間は、この思いが妬みや僻みなどの負の感情に変換します。

結果として、この負の感情が、悪口や陰口、酷い時にはいじめや他人を陥(おとしい)れる行為、暴力などになります。そして、その行動で被害者が「落ちた状態」になりますと、加害者はやっと心の平安を取り戻します

つまり、こういう輩(やから)は、自分より少しだけ高いところにいる人間を自分と同じ位置、あるいはもっと低い位置に落とすと、心が落ち着く訳です。


下の2枚の画像をご覧下さい。悪口や陰口、いじめなどは、加害者側が被害者側のこのような状態を見たいがゆえの言動なのです。彼ら彼女らは、この状態を見るとやっと心が落ち着いた状態になる訳です。

いじめをする人のイラスト

陰口 いじめ


もちろん、これは解答の一つです。

人間の言動とその根底にある感情はとても複雑ですから、悪口の原因を一つに特定することは困難です。しかし、解答の一例だけでも知っていれば、あとは応用するだけです。


最良の対策は?

今現在悪口や陰口などで苦しんでいる方は、一度自分を落としましょう

「落とす」というのは、自分が妬みや僻みを受けない状態にするということです。難しい技術ですが、子供でもこういう処世術を持っている人はたまに見かけます。

しかし、世の中には、良好な人間関係を保つことが苦手だったり、自己表現や会話が不得意だったりする人がいます。また、上記のような処世術のない人や特殊な病気の人もいます。

そういう方は、環境を変えることです。逃げることも選択肢に入れましょう。特に、悪質ないじめや暴力の場合、学校や社会、組織、団体などをやめた方がいいです。


いじめの被害者である自分の子供を無理やり学校に行かせようとする親がいますが、その行為はいじめの加害者に加担することになりかねません。お子様をよく観察して下さい。本当に学校生活を満喫していますか?

私の教え子には、高校生のいじめ被害者がたくさんいたのですが、「学校なんか行かなくていいよ。大検(大学検定)を取れば?」と勧めますと、安堵して高校をやめました。そして、無事に社会人や大学生として巣立っていきました。

今時の学校は、一部の超有名私立学校を除き、それほど価値のあるものではありません。将来自立するための学習ならば学校以外でもできます。学校への拘りが強い関係者の方々は、一度自分の価値観を疑った方がいいです。

なお、大学は行った方がいいです。それが、たとえ通信制大学(サイバー大学)であっても、大卒の威力は絶大です。20代、30代だけでなく、人生後半になってから大きく影響してくることも多々あります。


最後に、あくまでも個人的な意見ですが、悪口や陰口、いじめなどをしている暇があったら、自分を高めるべきだと思います。自己研鑽や自己投資は、とても高いリターン率で自分へ返ってきます。一番効率のいい時間の使い方だと思います。読者の皆様もそうは思いませんか???


最後までお読みいただきありがとうございました。


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だいすき


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