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値段が安いってことは量が少ないのか?

先日、
クライアントとの面談終了後に
ふらっとラーメン屋さんに立ち寄った際、
こんなことがありました。
 
今まで立ち寄ったことのないラーメン屋でしたが
お腹が空いていたこともあり
迷うこともなく入店しました。
 
ラーメン屋に入店したくせに
と言われるかもしれませんが
自分の体重をこれ以上増やしたくない
という願望があります。
 
ですので、
「ラーメン単体だけ注文しよう」
「セットのご飯ものは食べない」
と心に決めて入店しました。
 
そして、いざ食券購入の際。
ラーメンが600円
チャーシュー丼がセットで900円…
 
ラーメン+チャーシュー丼で1,200円くらい
が相場かなという認識があったので。
安いなぁと感じました。
 
そして、950円分くらいなら
ラーメンとチャーシュー丼のセットでも大丈夫
と考えて、セットの食券を買いました。
 
ですが、出てきたのは
しっかりした量のラーメンとチャーシュー丼。
 
これはまた太るな…
と後悔しながらも美味しくいただきました。
 
 
こんなお話です。
 
「値段=量」と勝手に置き換えて
「値段が安い=量が少ない」
と解釈した結果、後悔したという話です。
 
 
皆様も同じような経験はありませんか?
 
 
例えば
 
ある従業員を見ると
角ばった顔で背が高く
決断力があって強いイメージを抱き
「この従業員は優秀なリーダーになる」
と有望視したり
 
ある事業部の収益予測をしようとした際、
その事業部長の行動力等に対する印象が良く、
その予測を高く見積ったりする。
 
こんな感じ。
 
 
でも、思ったような結果が出ず
冷静に考えると
 
決断力があって強い人だと判断する要因が
他には何も無いにも関わらず
直感的に予測してしまった…
 
事業部の収益を大きく生む要因として
他に該当するものが見当たらないのに
直感的に高く見積もってしまった…
 
というようなことに
気づいたりします。
 
 
人はついつい
意思決定や判断する場面で
経験や先入観に基づいて
直感的に答えを導き出します。
 
 
これは人であれば
誰でも持つ特性です。
 
 
直感的に答えを導き出すことが
時間が限られている状況や
複雑な問題に対処する際に、
パッと意思決定ができる
というメリットがあります。
 
一方で、
上述のとおり判断を誤りやすかったり
思い込みを強固にしてしまう
といったデメリットもあります。
 
 
ですので
ケースバイケースで
 
この直感的な答えを良しとするのか?
それとも
重要な意思決定をする必要があるので
しっかり考えて判断するのか?
 
 
こういったことを意識して
日々、意思決定していくことが
大事なんだと思います。



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